介護に関する補助金について

介護に関わる補助金には様々なものがあります。補助金と聞きますと介護を受ける方やその家族へのサポートばかりが印象にありますが、介護に関わる事業を始める方にも補助金を設ける制度があります。今回は介護に関係する補助金について紹介しますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

介護事業を始める方への補助金制度


自ら会社を立ち上げる際に介護の事業を始める場合があります。そのような時には、経費として掛かる様々な項目に対する補助金が存在しています。補助金を設ける理由として、介護分野では人手不足や人材不足が叫ばれていて、優秀な人材を獲得するためにはそれなりの費用が掛かります。その場合にも補助金制度を活用することで、思い通りの人材獲得に資金を投入できるメリットがあります。一体どのような仕組みになっているのでしょうか。

新規に創業開始する方へ介護基盤人材確保助成金

介護基盤人材確保助成金は新規に創業を開始する場合、特定労働者1名採用につき最大70万円が半年間支給されます。この制度を賢く活用することで、介護事業の拡大や新規介護事業の創業に尽力することができます。

就業規則や賃金規定の作成した方へ介護雇用管理助成金


介護雇用管理助成金は、採用パンフレットの作成や求人サイトや新聞の折り込みなど従業員募集に関する実際にかかった費用の半額が上限100万円で支給されます。この制度を賢く活用することで、介護の仕事に興味がある優秀な人材を獲得できるようになります。

これから介護をする方への補助金制度

家族が介護を受けることになった場合にも補助金が設定されています。家族が介護を受けるということは、共に暮らす場合はもちろんですが、仮に別宅で住んでいる場合でも大きな環境の変化が訪れます。一体どのような制度になっているのでしょう。

介護が必要と判断された場合には介護保険の給付

介護保険の給付は市町村特別給付で、認定区分によって支給される金額が異なります。負担額は費用の1割で65歳以上の被保険者が対象になります。また一定以上の所得がある方の場合は、1割負担ではなく2割の負担になります。

低所得で寝たきりの方を介護している場合に家族介護慰労金制度

家族介護慰労金制度は、低所得でありながらも寝たきりの家族を介護している場合に支給されます。寝たきりのほかに認知症も該当し、低所得の家族に対して住まいがある市町村から支給される制度です。また1年以上要介護4~5に認定されている要介護者を自宅で介護している場合や市区町村民税非課税の方、1年間介護保険サービスを利用していない場合にも該当しますので、補助金制度を利用できます。

介護のため仕事を休まざるを得ない場合には介護休業給付制度

最近は介護によって仕事を辞める方もいるのが現状ですが、休暇を取得する場合には介護休業給付制度を利用できます。この制度は93日を限度に3回、負傷や疾病または身体や精神の障害、2週間以上常時介護や介護するための休業などを理由とした場合で、被保険者が実際に取得した休業に対して、補助金が給付される制度です。

介護のために住宅をリフォームする場合バリアフリー改修補助がある


自宅に介護を受ける人がいる場合には、今までの住まいのままでは不便な場合があります。そのような時には、バリアフリー改修補助があります。この制度は要介護者や要支援者が生活しやすいようにバリアフリー工事をした場合に支援される補助金で、介護保険によりその費用の9割が支給されます。高齢者住宅改修費用助成制度と呼ばれていて、気になる段差や車椅子生活でも不便がないゆとりがある設計など、専門家に相談することで住みやすい自宅が実現します。

介護の補助金に関する情報はしっかり把握しよう

自分自身での理解が必要な介護の補助金制度は、自らが申請手続きを行わないと補助金の支援を受けられないものが数多くあります。どのような状況で心構えをしておくと良いのでしょうか。

様々な制度があることを学ぶ

介護に関わる情報は変化が大きく、正しい情報を把握する情報収集能力が求められます。自分が知っている制度を活用できるのか否かを判断できるようにするためには、補助金以外の介護に関する内容についても合わせて理解しておくことです。

良く分からない時には専門家に相談を

市区町村の役場にある介護関係の窓口を始め、介護に関する相談ができる場所は多くなっています。補助金の相談なんて恥ずかしい…と考えずに、自分が受けられる支援を上手に活用することが大切です。専門家の話を聞くことで、補助金以外に関するアドバイスが受けられる可能性がありますので、気になることがある場合は一度相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか。介護に関する補助金は介護事業を開始する起業家から、家族が介護を受ける場合の介護者まで幅広い内容があることが分かりました。現在自分が関わりがある可能性がある方は、是非上手に制度を活用してみてはいかがでしょうか。

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