家族で在宅介護を行うときの注意点と知っておくべきこと

介護の方法には様々な選択肢がありますが、その中には自宅で行う在宅介護を検討する方が増えています。今回は在宅介護を家族で行う場合の注意点や知っておいた方が良いことを紹介します。自宅での介護に興味がある方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

在宅で介護を行うときの注意点


在宅介護には良い面が沢山ある一方で、注意した方が良い点もあります。どのようなことに気を付けるのが望ましいのでしょうか。

一人で抱えず相談する

介護者と介護される方が1対1の時間が長くなる場合、時に介護者への負担が大きくなっていることに、誰も周囲が気づかない場合があります。一人で悩みや不安を抱え込んだままの精神状態はあまり良くありませんので、家族や親戚のほか友人や知人などに話をいつでも聞いてもらえる環境にしておきましょう。

対象者の希望していることを知る

在宅介護をする際に気を付けたいのは、対象者の希望を叶えることを第一にすることが重要です。介護に夢中になることで、目的が違う方向へ向かっていることが気づかずに過ごしてしまうことがあります。本来は家族である介護者が気づくはずのことに、余裕がないことで周りが見えなくなる場合があります。少しでも余裕がある対応をすることが在宅介護の良さを導き出せます。

病気の事を勉強して深く理解する

専門家にまかせてしまう部分である病気への理解も、在宅介護の場合はしっかり把握しておいた方が良いでしょう。一つの症状でも様々な治療法がある場合がありますので、症状自体のことに合わせて、治療法の選択肢も一緒に学んでおくと安心です。

困ったときに相談できるところを知っておく

在宅介護は家族で介護を受ける人の全てに関わることができる良さがある半面、大変な思いをしなければいけないこともあります。そのような時に悩みや不安を聞いてもらえる相談先を知っておきますと、実際に利用する機会が少なくても安心感が大きくなるはずです。一体どのような所で気持ちを吐き出すのがよいのでしょうか。

地域包括支援センターへ相談

介護は自分一人で行うのは限界がありますので、身近な地域包括支援センターを利用すると良いでしょう。普段はあまり利用する機会が少ない場所かもしれませんが、在宅介護をする際には介護者が心身共に疲労をしてストレスを溜めないように相談しやすい施設です。出向く時間がない方は電話での相談や問い合わせにも応じていますので、介護の合間に少し話を聞いてもらうことができます。

介護者のために家族会がある

在宅介護をする方は多くなっていて、現在はそのような介護者同士が集まる家族会が存在しています。当事者にしか分からない辛さや不安をお互いに話し合うことで、自分だけが困っているのではない!とまた意欲的に頑張るモチベ―ジョンを維持できます。

SNSの活用


空いた時間に気持ちを書き込みできるSNSも有効です。同じような環境で在宅介護を頑張る方同士のコミュニティに所属することで、更に意見交換ができることもあります。インターネット上での希薄な関係に疑問を持つ方も多いですが、SNSは息抜きにもなる効果が期待できます。

色々ある外部サービスの活用

自分一人や家族のみで全ての介護を100%行うには限界があるかもしれません。そのような時には無理をせず、外部の便利なサービスを活用することをおすすめします。高齢化社会の加速によって、最近では多種多様な内容の介護が提供されることも珍しくありません。是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

在宅時に利用できる訪問と通所サービスの違い

在宅介護を行っている場合、訪問介護と施設へ通う通所のどちらが良いのか利用先として悩むかもしれません。訪問介護は在宅介護と環境が大きく変わることがなく、自宅に専門の介護スタッフが訪問してくれる便利さがあります。また通所の場合には、デイサービスなど外部の施設へ通って日中の大半を過ごすことになりますので、環境の変化が介護を受ける方にとってストレスになる場合と、楽しく過ごせる場合に二極化される場合が多いようです。

在宅介護の負担を減らす訪問介護


訪問介護は、自宅に専門の介護スタッフが来てくれることで、移動に関わる手段の当てがない方や、環境の変化が苦手で自宅で過すことを対象者が希望している場合におすすめです。介護スタッフが来ている時間を利用して、介護者が用事を済ませることや少し息抜きをすることができます。費用を気にして利用しない方も多いですが、介護保険を賢く利用することで、少ない負担額で便利な訪問介護サービスが受けられますのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。家族で在宅介護をすることは、一丸となって一つの目標を目指せる達成感がある一方で、多少の我慢や苦労を避けて通ることはできません。在宅介護をする場合には、注意点や知っておくべきポイントを抑えて、家族で今一度よく話し合ってから実現に向けて決断するのがおすすめです。是非充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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