介護で疲れを感じる原因と対策について

家族など身近な人の介護は、想像以上に大変なことが多くあります。場合によっては一人で全ての面倒を見ている方もいる介護の環境は、疲れ切ってしまう介護者を救う手段が必要です。今回は介護で疲れを感じてしまう原因とその対策方法について紹介します。是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

介護で疲れを感じる原因


人間は多少なりともストレスや疲れを日々感じながら生活をしますが、介護をすることで疲れを感じてしまうのはどのような点に原因があるのでしょう。

自分の時間が持てない

乳児を育てる子育て時期に共通する時間の制約は、介護者にとって大きなストレスと感じます。例えば日中はデイケアへの通所やヘルパーさんが自宅に来てくれるなどの変化がある場合には良いですが、24時間体制で家族一丸となって面倒を見るケースもあります。そのような場合には、自分の用事を最小限に抑えてすぐ外出先から帰宅をするなど、時間を気にしながらの生活になります。

経済的負担が大きい


介護をすることで場合によっては退職や転職を余儀なくされるケースもあるようですが、収入が減っても介護関係の出費が想像よりも多く、精神的に追い詰められてしまう方もいます。しかし様々な制度やサービスを活用することで、掛かった費用が免除されるケースや軽減される場合があります。良く調べて負担を少しでも減らしましょう。

体への負担が大きい

大人が大人の面倒を見るということは、小さな赤ん坊とは違うので体力を消耗する可能性が高まります。入浴介助や排泄の介助などのほか、食事介助にも関わる必要がありますので、あらゆる行動でのサポートや支援をすることで心身共に疲労してしまうようです。また中腰など足腰に負担が掛かる姿勢が多いことから、肩こりや腰痛を訴える介護者も少なくありません。

先が見えない介護でストレス溜まる

介護は終わりが見えないことから精神的にストレスが溜まる原因となるようです。子育て期間中は子供が手を離れて楽ができる見通しが大体見当がつきます。しかし介護の場合には、少し良くなる程度で大きな改善が少ないのが現状です。あまり悩み過ぎてしまいますと、対象者の存在そのものに疑問を抱くようになってしまい危険です。適度なリフレッシュで精神を安定させましょう。

介護で疲れた時の対策

では実際に介護に携わる方が疲れ切ってしまった時には、どのような行動をとるのが良いのでしょうか。

専門機関に電話で相談

不安な気持ちや悩みを抱えたまま過ごすのは良くありませんので、地域の包括支援センターへ電話をして話を聞いてもらうのがおすすめです。地域の包括支援センターには、介護に詳しい専門家がいますので、話を聞いてくれるのみならず適切な助言も受けられます。

ケアマネージャーからプロのアドバイス

ヘルパーなどの支援を受けて介護をしている方は、豊富な経験や知識を持つケアマネージャーへの相談がおすすめです。プロフェッショナルからのアドバイスは、今までの悩みや不安を一気に解消できる可能性もあります。身内のことだから…と遠慮や恥ずかしがることはなく、積極的に交流した方が良いでしょう。

家族のサポートで乗り切る


介護は中心となって介護をする方だけでは成立しません。同居しているか否かを問わず、子供や兄弟だけでなく、孫も協力して少しでも対象者が喜ぶような介護時間にするのがおすすめです。曜日や時間で担当制にするほか、介護にはどうしても関われない方は家事への協力をして、少しでも負担を分散するようにしますと効果的です。

介護施設を有効利用する

介護施設を利用することに消極的な方がいます。対象者を追い出して自分が楽をするために介護施設を利用していると思われるような気持ちになっているようですが、最近では上手に便利なサービスを利用して、介護者の負担をできる限り軽くするような動きになっています。しかし無料で利用できるものではありませんので、その家族によって費用に限りがあるかもしれませんが、自分達がより面倒を見やすい環境を整備して暮らすのが良いでしょう。

介護経験者から話を聞く

介護の話は介護の経験がある人の話が一番説得力を感じられます。身近にそのような方がいる場合には良いですが、介護経験者が探せない場合には家族会などに参加をして、介護者同士が話をできる機会や経験談を聞く機会を設けましょう。自分の頑張りを認められるのは勿論ですが、自分以上に苦労をした方の話を聞くことで、介護へのモチベーションを維持できます。

ストレスと上手に付き合って介護生活を快適にする方法


介護とストレスは切っても切れない関係であることは良く分かりました。ストレスを開始することが難しいのであれば、少しでも軽減できる手段を自分で知っておきますと、心身共に疲労を溜め込まずに対象者にも優しく接することができます。

自宅でできる簡単な趣味を探す

在宅介護の方を始め、自宅にいる時間が長い介護者の場合には、空いた時間にできる趣味がありますと、短い時間でも時の経過を忘れて没頭できることで脳がリフレッシュします。例えば読書やパズル、水彩画やスケッチなどのほか、手芸や料理に集中する時間がありますと、楽しみながら時間を有効に利用できます。

外で行う趣味を探す

たまには家族などに協力を得て思い切り外へ出掛けるのもおすすめです。ショッピングやカラオケ、サイクリングや登山などをすることで、家に引きこもって介護ばかりしている自分を一度リセットすることができます。毎月1回はそのような時間を設けるなどしますと、普段の介護も頑張れるようになりますので、周囲の協力が得られる介護の体制もしっかり整えましょう。

自分だけが苦労していると思い込まない

自分一人が辛い状況で生活をしているような気持ちにもなる介護者という立場は、自分以外の人のことを知る時間が必要です。わざわざ出かける必要もなく、テレビや新聞などのメディアを通して、様々な状況で頑張る人を取扱うドキュメンタリーなどを見るようにしましょう。大変なのは自分一人ではないことにきっと気が付くはずです。

人に頼ることに慣れる

真面目で頑張り屋の方が多い日本人の介護は、人に甘えることや頼ることを恥ずかしいと思いながら行動してしまう方が多いようです。しかし自分一人で全てに関わるには限界があります。家族や親戚があてにならない場合には行政を活用するなど、工夫次第で少しずつ負担を軽減できるようになります。またそのような心のゆとりは対象者にも伝わりますので、介護者が気分良く過ごすことで対象者の体調が良くなるケースもあります。あまり頑張り過ぎないように自分自身で配慮しましょう。

寝不足で体調不良にならないように自分自身をケア

偏った栄養バランスの食事も問題ですが、介護をする方にとって睡眠不足は大きなダメージになります。長い寝不足状態は免疫力が低下して体調を崩しやすくします。いつでも病魔と闘えるようにしておくためには、心身共に健康であることが一番です。

まとめ

いかがでしたか。介護で疲れを感じる原因は、自分の思い通りにならないことが多く、様々な負担が精神的なストレスに繋がっていることが分かりました。現在、家族などの介護に携わっている方は、自分自身と照らし合わせながら改善できる点は早めに見直していくのがおすすめです。今、介護をしてる方も今後、介護の必要があると考えている方も活用してみてはいかがでしょうか。

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