介護保険サービスの自己負担額について

40歳以上になると加入する介護保険は、必要に応じて適切な介護サービスが受けられるようになっています。介護保険のサービスや仕組みを理解しないまま保険料を納めている場合も多く、いざという時にどのような対応が正しいのかあまり分かっていません。今回は介護保険サービスの自己負担額について詳しく紹介します。是非今後に活用してみてはいかがでしょうか。

介護保険のサービス範囲と自己負担目安


要支援1から要介護5まで分類されている介護保険は、健康保険と同じように40歳になった月から介護保険料を納めることになります。一体どのような人が適切な介護を受けられるのでしょう。

介護サービスを受けられる人

介護保険料を納めて希望する介護サービスを受けられるのは、第1号被保険者と第2号被保険者になります。介護を受ける環境はそれぞれに異なりますが、自宅や施設での入所時、施設などに通っている方まで様々です。

自宅等で受けられる居宅サービス

自宅で寝たきりなどになっている方が介護保険のサービスを受ける場合、居宅サービスとして自宅にいながら適切な処置などを保険の範囲内で利用することができます。

施設に入所して受ける施設サービス

自宅で過すのではなく、既に介護施設などに入所している方も介護サービスを受けることができます。

地域の実情に合わせて提供される地域密着型サービス

地域密着型の介護サービスは、デイサービスなどの施設へ通いながら自宅などで過ごす方に有効です。提供される介護サービスによって、地域の人との交流も深められます。

介護保険の自己負担額の決定

介護保険の自己負担額は、どのようにして決定するのでしょう。収入によってはあまり大きな金額を支払うことが難しいケースもあります。どのような工夫がされているのでしょう。

所得により負担額が変わる

介護保険の自己負担額は、収入の金額によって大きく変わります。所得の合計が160万円以上であることが一つの判断基準となっていて、160万円未満の場合は1割負担で160万円以上の場合は2割負担に割り振りされます。

全額自己負担が必要なサービス

しかし介護に関わる全ての項目が介護保険でカバーできるわけではありません。全額自己負担が必要になるのは、食費やオムツ代のほかに日常生活費や通所介護の交通費は、介護保険で賄うことができません。全額自己負担となりますので、知識として覚えておくのがおすすめです。

自己負担額が払い戻される場合

また自己負担額が払い戻しされるケースがあります。これは高額介護サービス費で、介護の費用の存在によって生活が困窮してしまっている場合や、借金をしてしまっている方を対象に、この制度を利用して負担を軽くすることができます。

介護保険の相談先はどこ?

内容が複雑で細かい上に法律や制度の変更が多い介護保険については、一体どこを相談先として頼るのが良いのでしょう。

市区町村の役場窓口


自分が住んでいる役場よりも、介護保険のサービスを受けている人が住んでいる市区町村の役場へ問い合わせをした方が、より詳しい話が聞けるはずです。市区町村の役場にある介護の窓口は、役場の職員のみならず介護に関する詳しい内容を知っている専門家が配属されている可能性があります。電話での問い合わせのほかに、直接窓口へ訪問して話を聞くこともできますのでおすすめです。

介護職員やケアマネージャー

施設に入所して介護を受けている方や自宅で介護を受けている方、また施設へ通っている方など、多くの方は何かしらの専門スタッフの力を借りて介護サービスを受けているはずです。そのような場合には、直接対応してくれている介護スタッフだけでなく、様々なプラン構成などを行い陰で支えてくれているケアマネージャーという存在もいます。どちらも専門知識がありますので、相談相手として最適でしょう。一人で抱え込むのではなく、悩みや不安を打ち明けて一緒に頑張ることも重要です。

介護経験がある友人や知人

介護はいつまで続くのかも分からない長い道のりである可能性を考えますと、気軽に介護に関する話ができる友人や知人を一人でも探しておくと安心です。深い話はできない場合もありますが、同じような経験をして乗り越えた人の話が聞けるだけでも気持ちが楽になります。多くの友人や知人は必要無いので、一人でも理解してくれる人物を探しておきましょう。

家族の理解や協力が大切


介護者一人に全てを任せてしまうような環境では、心身共に疲労が積み重なって良くありません。介護保険の話は勿論ですが、介護そのものに家族全員が関心を抱いて行動をすることが重要です。直接介護の協力が得られない場合には、家事を分担してシェアするなど今までとは違う環境で生活することも視野に入れるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。介護保険サービスの自己負担額は、収入に応じて金額が大きく変わることが良く分かりました。必要とする介護のサービスが適切に受けられるようにするためには、しっかり保険料を納めておくことが大切です。是非詳しい内容を更に詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

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