回忌法要とは?年回忌法要早見表と行事詳細

参列した経験がある方も多い回忌法要は、故人を偲ぶ大切な時間となります。今回は回忌法要についての詳しい内容と共に、年回忌法要早見表の紹介や行事の詳細について理解できるようになっています。是非今後に役立ててみてはいかがでしょうか。

回忌法要とは?

回忌法要とは祥月命日に営む法要のことを指します。仏教用語である法要は、遺族が故人を偲び冥福を祈るために行う追善供養のことです。なお初七日から百回忌まである法要は下記の日となりますので、詳しく知りたい方は参照することをおすすめします。

回忌法要には誰が参列?

回忌法要は地域性などがでることもあり、きっちり行っている場所と個人で自由に行う場合があります。しかし多くは故人の親や子供などの家族を始め、孫や兄弟姉妹など近しい親戚は出席しています。何か事情が合って通夜や告別式にしか参列できない場合は仕方ありませんが、故人を偲ぶ時間と考えて、血縁者は参列することをおすすめします。また友人や知人などはあまり参列することはありませんが、故人が遺言で参列を希望することもありますので、そのような場合は指名された方は都合をつけて参列すると良いでしょう。

喪服を着た方が良い?


通夜や告別式ではないのでそれほど堅苦しく考える必要もありませんが、回忌法要も立派な法事の一つですので、男女共に喪服やブラックスーツなどを着用して参列します。

どうしても出席できなときはどうする?

どうしても出席できない場合は仕方ありませんが、事前に香典を郵送しておくなどするとスムーズです。日にちが明らかになっていますので、回忌法要の後ではなく先に香典を郵送するのがマナーです。遅くとも前日までには届くように手配しましょう。

遠方から参列する場合の注意点

中には遠方から参列する場合もあるはずです。移動に時間が掛かることから宿泊が必要なこともあるでしょう。そのような場合には、回忌法要の前日に宿泊をして余裕を持って参列できるようにしておくと安心です。またその日に帰宅しなければないことで、ゆっくり会食できない時もありでしょう。時間が許すのであれば回忌法要当日も宿泊して、故人を偲ぶ時間を親戚同士で過すのが理想です。

回忌法要はいつまで続ける?

回忌法要は初七日から百回忌まで長く続きますが、いつごろまで行うのが一般的なのでしょう。

三十三回忌まで

地方によっては三十三回忌で回忌法要を打ち切ることもあります。亡くなってからすでに30年以上経過していることになる三十三回忌は、遺された家族の年齢なども考えますと、ちょうど良い区切りにたるとされています。

五十回忌まで

五十回忌の法要は遠忌とも呼ばれて、故人を知っている人の多くが逝去しているため回忌法要は五十回までとしている地域も多いようです。数字としても区切りが良い五十回忌は、年忌法要の最後として最適です。

百回忌までやる必要は?

百回忌まで設けられている回忌法要ですが、実際に百回忌まで執り行っているケースは現在ほとんどないようです。故人を思う気持ちが大切であり、親戚が集まることだけが目的ではない回忌法要は、それぞれのスタイルで区切りをつけて終わらせるのが良いとされています。

故人からの遺言や親戚との話し合いで決める

しかし回忌法要をどこまで続けるのかを決めるのが難しいですが、親戚が集まった時によく話し合って、良いタイミングで区切りをつけるように意見を出し合うことが大切です。また故人が遺言で回忌法要をいつまで執り行って欲しいと伝えている場合がありますので、そのような場合には遺言に従うようにしましょう。

簡略化されつつある回忌法要

最近では親戚付き合いも希薄化が進んでいて、三十三回忌や五十回忌どころか、十三回忌や十七回忌まで行うことさえも珍しくなっています。通夜や告別式も独自のスタイルで行うケースが多くなっていますが、回忌法要もそれぞれのスタイルで自由に執り行われることが一般化しています。

回忌法要ではどのようなことが行われる?

では実際の回忌法要はどのよう流れで進められるのでしょう。早めに日程を決めておくことで、会場のスケジュールや僧侶の予定と照らし合わせることができます。あまり直前では失礼になりますので、親戚との話し合いで日程が決まった段階で、早い段階で回忌法要の依頼を僧侶にするのがマナーです。その他にも用意するものや準備しておくものがありますので、迅速に動くようにしましょう。

僧侶による読経


僧侶が読経を行います。この時間は静かにしている必要があるため、小さな子供を連れて参列している場合は、子供が飽きないような対策をすると安心です。また泣き出して途中で退席する可能性もありますので、そのような辞退を考えて出入り口付近に着席するようにすると移動がスムーズです。

遺族から順番に焼香

遺族から順番に焼香を行い、その後友人や知人などが参列している場合には焼香を行います。一人ずつ行うのが基本ですが、子供が行う場合は親子で一緒に行ってもよいでしょう。

僧侶による法話

僧侶による法話を聞きます。普段あまり聞くことができない貴重な話を聞くことができる貴重な時間となりますので、心静かに集中して法話に耳を傾けるのが理想的な対応です。

お墓ができている場合、お墓掃除

新しくお墓を設けた場合、四十九日法要あたりですとお墓ができていないこともありますが、一回忌以降の場合にはお墓が完成している場合があります。お墓がある場合はお墓掃除をします。

会食

年忌法要の最後は、参列者全員で会食をします。お墓近くのレストランなど個室が用意されている場所を選んで予約をしますと、周囲を気にせず買移植ができます。また会食は僧侶も一緒に参加することもありますが、万が一辞退の申し入れがあった場合は、お布施や車代に加えて、御膳料を渡すのがマナーです。当日のキャンセルは難しいですが、事前に会食の出欠を確認して、こまめに連絡を取り合うのがおすすめです。

仏教以外で回忌法要はある?

仏教で行われる回忌法要ですが、仏教以外の宗教ではどのような回忌法要があるのでしょう。

神道では「式年祭」と呼ばれる

神道で行われる回忌法要は、式年祭と呼ばれていて、百日祭や一年祭、三年祭や五年祭があります。その後十年祭や二十年祭、三十年祭と続きまして、四十年祭と五十年祭、最後に百年祭があります。しかし仏教の年忌法要と同じく簡略されることが多く、三十年祭で切り上げるのが一般的のようです。

キリスト教では「追悼ミサ」や「記念の集い」と呼ばれる

故人を追悼するミサは亡くなった日から数えて、三日目と七日目そして三十日目に行われます。追悼ミサは教会で行い、近親者のほか故人と特に親しかった方を招きます。更に毎年の祥月命日に、死者記念のミサを行います。この死者記念のミサは一年目を特に盛大に行うほか、それ以後は特別な決まりはありません。そこで、十年目や二十年目などの区切りのよい年を選んで、自宅や教会で近親者を中心に故人の追悼ミサを行っていることが多いようです。また最近では、三日目や七日目の追悼ミサを省略することもあります。

回忌法要へ参列する場合の注意点

回忌法要は故人の信仰していた宗教によって行われますので、親しかった場合で藻進行している宗教を理解していないこともあるでしょう。そのような場合には事前に家族や親族に問い合わせすることをおすすめします。

子供を連れて参列しても平気?

最近は親戚の数が少ないことや関係が薄くなっていることもあり、大人になっても法事に参列した経験を持つ方が少ない場合があります。そのようなことを考えますと、マナーやしきたりを教える良い機会となりますので、子供連れで回忌法要などに参列することはマナー違反ではありません。しかし、騒いだりしないように、子どもに対してしっかりと先に伝えておくのがベストです。

最後の会食まで出席できない時の断り方

時間が掛かる可能性がある会食は、場合によっては参加しない方もいます。例えば日帰りで遠方まで帰宅しなければいけない時など、会食をすることが難しい場合は当日に断るのではなく、回忌法要があると分かった段階で断りの連絡をしておくと良いでしょう。

回忌法要とお布施の関係

僧侶に読経や法話を依頼する年忌法要は、お布施を用意しておく必要があります。短い時間しかいない僧侶に渡すタイミングなども難しく、お布施の金額にも相場があるようです。回忌法要とお布施の関係について紹介します。

回忌法要のお布施はいくら?

回忌法要のお布施はどの程度用意すれば良いのでしょう。一般的には3万円から5万円と言われていますが、もっと少ない方やもっと多い方もいますのでそれぞれで、地方や宗派によっても異なるので、親類などに相談して相場を聞いてみるのも良いでしょう。お布施と一緒に渡す車代や御膳料とは袋を別々にして一緒に渡すように用意しておくとスムーズです。

いつ渡す?

僧侶にお布施を渡すタイミングも難しいでしょう。僧侶は年忌法要が始まるころに来て、会食をしない場合はすぐに帰ってしまうというケースもあります。どのタイミングで渡すのもマナー違反ではありませんが、渡すタイミングを逃すことや渡し忘れてしまうが一番危険です。僧侶が来て年忌法要が始まる前の時間を利用して、先に渡してしまうと気持ちが少し楽になって、回忌法要の段取りに集中できます。その他にも全てが終わった段階で渡しても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか。回忌法要について詳しく理解できることで、故人を偲ぶ機会が沢山あるということが分かりました。親戚が一堂に集まることはそれほど多くはありませんが、時には大勢で一つの席を囲んで、故人のことを語り合うのも良い時間となります。ひと目で回忌法要のタイミングについて分かる年回忌法要早見表は、是非今後に活用させてみてはいかがでしょうか。

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