遺産相続の手続きの流れは?手続き期間や必要書類を紹介!

身内が亡くなった場合には、故人に関わる通夜や葬儀告別式以外にも、遺産相続の手続きという大切な仕事が残っています。今回は遺産相続の手続きの流れだけでなく、手続き期間や必要書類も紹介します。是非参考にしてください。

相続を行う上での手続きの期間は?


遺産相続に関する手続きの期間はどのようになっているのでしょう。

どうなっている?遺産相続の手続きの期間

故人の死亡後7日以内と、相続があったことを知った日から3ヶ月以内に行うことが多い遺産相続の手続きは、内容によって期限が定められていますので注意しましょう。借金などの相続を逃れる手続きは3か月以内、遺産相続による所得税の申告は4か月以内、相続財産に対する相続税の申告は10か月以内となっています。また遺留分に関する請求は1年以内で、相続税軽減に関する申告は3年以内となります。相続登記に関する期限はありませんので、しっかり把握しておきましょう。

遺産相続の方法を知ろう!

遺産相続の方法には3つの手続き方法があります。それは単純承認と限定承認、加えて相続放棄で、相続人はいずれかを選択していく必要があります。もし、被相続人の財産の中に借金などのマイナス財産が含まれている場合、限定承認または相続放棄を選ぶのが良いのですが、その申告期限は最も早い3か月となります。よってまずはこの手続きに関する期限を過ぎないように、自分の中で目標を立てて進めるのが良いでしょう。万が一申告する手続きが迫っている場合でも、一応の救済処置が設けられています。慌てず必要な手続きを行うことも可能ですが、もし手続きの期限が過ぎてしまった場合は弁護士など専門家に相談して解決策を見つけるのがおすすめです。

7日以内に行うこと


故人が亡くなって7日以内に行う手続きがあります。この時期にはまだ気持ちの整理がつかない可能性や、通夜や葬儀告別式の前後で慌ただしいでしょう。一体どのようなことをするのでしょう。

死亡届の提出(必要書類は3つ)

被相続人が住んでいた地域の市区町村役場に死亡届を提出します。その際には死亡診断書や市や胃検案書、届出人の印鑑を一緒に持参しますので、忘れ物がないように準備を進めましょう。

火埋葬許可申請書の提出

死亡届を市区町村役場へ提出しますと、火葬埋葬許可申請書をもらいます。この用紙は通夜や葬儀告別式などの後に行う火葬場での火葬の際に必要な書類です。当日忘れずに持参できるように、早めに必要事項の記入を済ませて準備しておきましょう。

その他手続きが早い方が良いもの

死亡届や火埋葬許可申請書だけでなく、被相続人が国民年金加入者だった場合には葬祭費、健康保険組合に加入していた場合は埋葬料が支給されますので、それぞれの手続きも早めに行いましょう。また生命保険に加入していた場合の請求も早く進めると安心です。更に国民年金から支給される遺族基礎年金や死亡一時金、寡婦年金の請求だけでなく、厚生年金から支給される遺族厚生年金や中高齢寡婦加算など、忘れずに手続きしなければいけないものがあります。忙しい中でも自分で良く計画を立てて手続きを進めましょう。

相続があったことを知った日から3ヶ月以内に行うこと


では相続する遺産の存在を知って3か月以内にはどのような行動をするのでしょう。

遺言書の有無の確認と相続財産の調査

被相続人の財産がどの程度あるかを把握しておくことが重要であると共に、遺言書の存在を確かめる必要があります。事前に話を聞いて所在場所を把握していれば確認も早いですが、あるか否かがはっきりしない場合には問題です。遺品の整理をしながら、故人の荷物から探すようにしましょう。

法定相続人の確認

法定相続人の確認もこの時期に行い、誰が相続の範囲に入るかを確認します。相続人となるつもりでいる人が、実は該当していないこともあります。良く確かめておくのが重要です。

遺産分割協議を親族同士で行う

親族同士で話し合いをする遺産分割協議は、冷静な気持ちで取り組みますと、親族トラブルや争いになることはありません。常に平常心で故人がのこした財産を代わりに預かるような考えでいますと、自分の受け取る分を増やそう!と力むこともありません。

限定承認を使う場合は限定承認の手続き

限定承認とは、亡くなった人の借金などのマイナス分は相続しなくてもよいという制度のことで、この制度を使用する場合はきちんと手続きをして、借金やローンに関する相続分を除外させるようにします。

相続放棄を行う場合は相続放棄の手続き

相続放棄の手続きもこの時期に行いますが、3か月以上経過してしまい、期限切れとなってしまった場合は原則として、マイナス分も含めて全ての財産を相続しなければならなくなります。ただし遺産の状況を知ってから3か月以内であることを立証できれば延長が可能になります。この判断は裁判所が延長可能か、またどれくらい延長するかを決定する権限があります。

相続があったことを知った日から10ヶ月以内に行うこと

続いて相続する遺産の存在を知ってから10か月以内には、どのようなことをする必要があるのでしょう。

相続税の申告手続き

相続税の申告手続きをする際には、法定相続人は戸籍謄本の提出が必要になりますので、必要な書類を添付して手続きを行います。

遺産分割協議書の作成

遺産分割協議書とは、不動産や預貯金などの遺産分割が明確に記載されている書類で、この書類を作成して提出します。

相続財産の名義変更手続き

相続財産が多い分だけ名義変更手続きにも時間がかかります。もれなく行うために、早い段階から少しずつ進めるようにすると安心です。

もし相続税の申告手続きが10ヶ月を過ぎてしまうと?

様々な事情で相続税の申告手続きが期限を過ぎてしまうこともあります。10か月という決められた期限を経過してしまった場合はどのようにするのが良いのでしょう。

困った時には弁護士や税理士へ相談

期限を過ぎてしまったのでもういいや…といういい加減な考え方ではなく、相続税の期限後でもきちんと申告書を提出する必要があります。またペナルティとして延滞税等を請求されることがありますが、自力での解決が難しい場合など、期限を過ぎてしまった時は無理をせず、弁護士や税理士に相談することがおすすめです。

遺産相続に強い弁護士や税理士を利用しよう

どんな専門家でも良いので自宅近くの事務所で済ませよう…という考え方ではなく、遺産相続に詳しく、過去に実績を重ねている弁護士や税理士を探して相談するのがおすすめです。相談費用の削減だけでなく時間を短縮して相続税の手続きが進められます。無料相談などのサービスを使って初回相談で事務所の様子を把握するようにして、今後の依頼の有無を検討するとスムーズです。

遺産相続の手続きを代行してくれる業者もある


面倒で難しいイメージがある遺産相続は、手続きを代行する業者もあります。心身共に普段とは違う状況になっている可能性が高い遺産相続の際は、費用を掛けてでも代行業者を利用する方が増えています。一体どんな内容になっているのでしょう。一つの業者を例に挙げて紹介していますので、是非参考にしてください。

遺産相続の代行業者を利用するメリット

遺産相続の手続き以外にもしなければいけないことが多く、故人の死によって適正な判断ができないような精神状態である可能性を考えますと、安心して任せられる代行業者の存在は大きいです。

遺産相続手続きまごころ代行センターとは?

料金設定も分かりやすく、豊富な実績を持つ専門家を紹介してもらえる施設で、初めて利用する方でも安心して利用することができます。年中無休で電話相談に応じていますので、平日忙しい方でも、空いた時間を利用して相談したい悩みごとを解決できるように、相談者が済む地域にいる信頼できる専門家を派遣させるシステムです。

弁護士しか在籍していない?

法律の専門家である弁護士を始め税理士や社会保険労務士、その他司法書士や不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなど、あらゆる分野のスペシャリストが在籍していますので、思い通りに素早く手続きが進められます。

法律の変化にもきちんと対応できるの?

日々変化がある法改正に対応できる若いスタッフが多いのが特徴の遺産相続手続きまごころ代行センターは、40代前後の実力と実績を兼ね備えた専門家が多いのが特徴です。男性スタッフだけでなく女性スタッフも活躍していますので、安心して依頼できるでしょう。

利用する際の申し込みは?

まずは電話やメールでの問い合わせから始まります。遺産相続手続きの全てを任せることもできますが、ある一定部分だけはお願いしたい…などという相談にも対応していますので、要望を先にしっかり伝えておくとその後の手続きもスムーズです。

自宅での相談は困ります…ほかの場所でも可能ですか?

場合によっては自宅への訪問が無理な方もいて、それでも遺産相続の手続きの代行を依頼したい方は多くいます。そのような場合は、依頼者の自宅近くの店舗や事務所へ来訪してもらって対応することもできます。

見積りだけの依頼はできますか?

実際にどのくらいの費用が掛かるのか見当がつかない遺産相続の代行手続きは、見積り金額の結果によって、依頼する項目を減らす方やキャンセルをする方も珍しくありません。費用面は大きな判断基準ですので、遠慮なく見積りの依頼をするのがおすすめです。もちろん、見積もりだけの依頼を引き受けているので安心して見積もりを依頼しましょう。

まとめ

いかがでしたか。遺産相続の手続きの流れは、知っているようで知らないことも多い上に、決められた期限や必要な書類の数など、驚くことが沢山あります。故人の築き上げた財産をしっかり守って分配する遺産相続は、とても重要な項目ですので、身内に万が一のことがあった時のための参考にしてみてはいかがでしょうか。

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