若いうちからエンディングノートを書く人が増えている?エンディングノートのメリットは?

年齢を重ねたシニア世代や高齢者が準備をするイメージがるエンディングノートですが、最近では若い方が関心を抱いていています。つくることでどのようなメリットがあってエンディングノートに関わろうとするのでしょう。

そもそもエンディングノートとは?


エンディングノートについての紹介をします。人生の終末に備えて自身の想いや遺族が困らないようにするため、ノートに書き留めておくことができるのがエンディングノートで、急な事態でも慌てずに過ごせるのが特徴です。震災がきっかけとなって若い世代の方でもエンディングノートを書く人が多くなったとされていて、いつ何が起きても備えがある安心感を持てます。

若い時から老後の心配?

現実的で保守的な現代の若者は、老後の心配をして備えている傾向にあります。その理由は景気が不安定であることなども影響していて、その一環としてエンディングノートをつくることができる終活への関心が高まっているようです。

遺言書とは違うの?

法的効力がある遺言書とは違うエンディングノートは、財産などに関する項目を記入する欄があっても、遺言と認められないことがあります。大きな金額の預貯金や不動産がある場合は、遺言書をエンディングノートとは別で用意すると良いでしょう。

自分一人でつくれるもの?

最近では斎場のイベントなどで書き方の講習会などを開催していますが、エンディングノートは自分一人でも書けます。また家族や友人同士で一緒につくるなどすることで、楽しく会話をしながら作業を進められます。

若いうちからエンディングノートを書くメリットは?

年齢を重ねてからではなく、若い時にエンディングノートをつくるメリットはどこになるのでしょう。

自分を見つめ直すことができる

年齢が若くても今までの人生を振り返ることで、様々な出来事を思い出すことができます。年齢を重ねてしまいますと、あまり古い話は記憶が鮮明でなくなりますが、若い時にエンディングノートをつくることで、より正確なエピソードを記載できます。

もしもの時に備え残された家族へ想いを伝えられる

家族に思いを伝えられることへの喜びに年齢は関係ありません。エンディングノートをつくっておくことで、普段口に出して言えない感謝の気持ちなどを記載できます。文字にする方が気持ちを表現しやすいこともありますので、とても良いエンディングノートが完成するはずです。

遺族が困らないよう情報を残せる

下記のような情報を残せるようにしておくと遺族が困ることがなくなります。1つずつ見ていきましょう。

■携帯やパソコンのIDについて
沢山のサイトに会員登録している場合は、多くのIDやパスワードを管理しているはずです。セキュリティ対策として同じIDやパスワードを使いまわしているような方は少ないと思うので、サイトごとにことなります。一度きちんと整理しておきますと、急に思い出せなくなった時にも便利です。

■宝物やコレクションについて
趣味などで沢山かい集めたコレクションやもらいものなどの宝物も一度整理して、自分にとっての適量を見極めておくのがおすすめです。その時の勢いや流れで購入したものや同じ物を複数持っているなど、よく考えてみると無駄になっているものがあるかもしれません。

■クレジットカード・電子マネーについて
カード番号や暗証番号など、大切な個人情報として取り扱うのがおすすめです。この際に無駄に多くクレジットカードや電子マネーを所有していることに気づくかもしれません。ポイントをためる目的で沢山つくったけれど、結果として一つのカードや電子マネーしか使っていない場合もあります。今一度自分の手持ちの枚数を確認するのがおすすめです。

■借金やローンについて
車のローンや普段の買い物の借金などについても細かく記載します。自分のお金の使い方も見えてくるはずです。誤魔化して少なく記載することが内容に、正直に書くことで無駄に借金を増やすことがなくなります。

■口座自動引き落としについて
口座の引き落とし先ごとに通帳があるなど、複数の通帳を無駄に所有していることに気づくかもしれません。一つに集約して何日に何が引き落としされるのかを調べて見ますと、今の生活が自分の収入に見合った生活であるかどうかが分かります。

一番のメリットは「自分の人生を見つめ直す手段になる」ということでは?

メリットが多いエンディングノートですが、一番はやはり自分の人生を見つめる弛緩が設けられることにあります。もちろん個人差はありますが、エンディングノートには自分史を記載するページが多くあります。自分が誕生してから幼少時代、小学校時代から高校時代 、大学などに進学した方は学生時代、そして社会人時代と、人生を書き出すことで自分を見つめ直すきっかけになる可能性があります。

思い出せない部分は家族や友人に聞こう

自分史といっても全て自力でつくれる訳ではありません。特に生まれた頃や幼少期は、家族に聞かないと自分では記憶が残っていない可能性が高いです。また学生時代のエピソードも、自分では覚えていないことを友人が覚えているなど、思い出話に花が咲かせられます。エンディングノートをきっかけに友人を訪ね歩くのも良いかもしれません。

写真や動画を大いに活用しよう

文字ばかりではなく写真を貼ってスクラップブックのようにするほか、動画を収録したCD-ROMやUSBメモリーもエンディングノートと一緒に保管しておくとよいでしょう。その他には学生時代のテストや作品、成績表などもあると見返した時に楽しめます。

自分だけでなく家族が見ることを意識しよう

自分だけのメモ書きではないエンディングノートは、家族が見ることで初めて役目を発揮します。そのような時でも家族に迷惑が掛からないように、綺麗で見やすい字で記載しておくのがおすすめです。せっかくエンディングノートをつくったので、字が読みにくいことで十分に情報が伝わらなかったのでは意味がありません。

エンディングノートをつくる時のポイント

エンディングノート専用商品もあるようですが、できれはお金を掛けずに自分のノートでつくりたい…という方も多いはずです。自己流でつくっても問題ないのでしょうか。また保管場所にはどんな注意点があるでしょう。

好きな文房具を選ぶことでモチベーションがアップ

形式が決まってしまっているよりも、自分が好きで普段から使っているノートを選ぶことで、自由なフォーマットで作成できるメリットがあります。またノートだけでなく筆記用具にもこだわりますと、楽しみながらエンディングノートを完成させられます。

せっかく書いたエンディングノートが見つからない…保管場所はどこ?

家族を思って一生懸命作成したエンディングノートでも、しまい込んでしまうような保管方法では全然探してもらえません。またエンディングノートの存在自体を家族に伝えていないことも多く、遺品を整理していて初めて見るケースも多いようです。エンディングノートをつくっていることを伝えておきますと、いざという時に家族が探してくれます。あまりしまい込まないことと、存在を知らせておくことがポイントです。

まとめ

いかがでしたか。エンディングノートをつくっているのは高齢者やシニア層だけではなく、若い方にも普及して広まっていることが理解できました。これからつくってみようと検討している方から、初めてエンディングノートの存在を知った方まで、是非この機会に自分への必要性を改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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