法事のお供え物について!品の選び方や相場、マナーを紹介!

法事のお供え物選びで困った経験を持つ方は多いはずです。しかし相場やマナーを知っておきますと、いざという時にも戸惑うことなく準備ができます。是非参考にして今後に役立ててみてはいかがでしょうか。

そもそも法事の際にお供え物を持参するべき?


法事に出席する際、お供え物は必ずしも必須ではないことを知っていますか。最近では品物を渡すのではなく御供物料として現金を包むのが一般的になっています。 地域や慣習によっても異なりますが供養の一つとして、お供え物を持ち寄る風習が残る地域もあります。最後に出席者全員で分け合うなどするのが一般的となっていて、出席する際に供物が必要な場合もあります。 よってお供え物を用意する必要があるかどうかは、地域のしきたりなどによっても異なるので、出席する際には事前に遺族などに確認しておくと良いでしょう。

食べ物でも良い?お供え物を購入する際に気を付けること

お供え物を選ぶ際にはどのようなことに気を付けると良いのでしょう。食べ物でも食べ物以外でも特に問題はありませんが、基本のスタンスとして覚えておいた方が良いのは、受け取った遺族に手間を掛けることや負担となることがないようにするのが一番大切です。

お供え物は、故人が好みだったものでも避けた方が良いものがあります

故人が好きだったものを…と思いを託して選ぶのは良いことですが、生ものとなる肉や魚は好ましくありません。豪華な印象になることから選びたくなりますが、生鮮食品で取り扱いが難しい上に、殺生を連想してしまうので避けましょう。

お供え物の選び方

実際にお供え物を選ぶ際には、どのようなものからセレクトすると良いのでしょう。避けた方が良いものもありますので、参考にしてください。

重たいものやかさばるもの、賞味期限の短い食べ物は避ける

選び際に気を付けるのは、重たいものやかさばる物です。受け取った遺族が困るようなものは避けた方が良いでしょう。また賞味期限が短い食べ物は好ましくありませんので避けましょう。

お供え物の例:食べ物

一番良く選ばれる食べ物の中では、どのようなものが良いのでしょう。

お菓子

クッキーやパウンドケーキ、おせんべいなど小分けになっていて、食べやすいものは喜ばれます。また参列した方と分け合うことがあるので、個包装のお菓子はお供え物として重宝します。

果物

果物も良く選ばれるお供えものの一つです。故人が好きだったものでも良いですが、季節のフルーツを持参しても喜ばれます。また参列者同士が分け合う際にも分配しやすいでしょう。

乾物

日持ちする上に重くならない乾物は、お供え物として優れたアイテムとなります。乾物と聞くと昆布や鰹節を思い浮かべる方もいますが、これらはどちらかというとおめでたい行事で重宝されるものですので避けましょう。また乾物ではありませんが、長期保存ができる缶詰も広く活用されているお供え物の一つで、分け合う時にも簡単に振り分けできる便利さがあります。

飲み物

食べ物と同じく飲み物もお供え物として喜ばれます。どのようなものが良いのでしょう。

お酒

故人が好きだった場合などに選ばれることが多いお酒ですが、遺族がお酒を飲まない可能性もありますので、事前に確認してから持参すると安心です。しかし缶ビールなどですと、参列者にお供え物を分ける際にも分配しやすくなります。

お茶

お茶は本人が飲まないことがあっても来客時に必要になるなど、日々活用できますのでおすすめです。高級な茶葉を選ぶことで普段味わえない美味しいお茶を提供できます。

お花

お花も喜ばれるお供え物ですが、花瓶を用意する必要がある花束よりも、そのまま飾れるようなタイプの花の方が、遺族の負担となりません。バラなどとげがあるお花よりも、ユリや胡蝶蘭などが好ましいとされています。花屋を利用して用意する場合は、お供え物として依頼しますと予算に合わせてアレンジしてもらえます。赤やオレンジなど、色が濃い目の花は避けるようにして、造ってもらうのが理想です。

仏具として利用できる消耗品

ろうそくや線香は、いくらあっても困らない物である上に、賞味期限などを心配する必要もありません。多くの方が同じようなものをお供え物として持参する可能性がありますが、重複しても問題がないものの一つです。

現金を包む場合もある

品物をあれこれ選ぶのも難しい場合があり、最近では現金を包んでお供え物として用意するケースが増えています。現金で渡すのは失礼なのでは…と避けてしまう方もいますが、故人を偲び遺族の気持ちに寄り添うことを形で表現することが大切です。御供物料として現金を包む場合、表書きは御供物料や御仏前とします。 四十九日法要の前であれば、御仏前ではなく御霊前を使います。 ただし浄土真宗の場合は御霊前という表現はしないため、どのような場合であっても御仏前とします。 水引は四十九日までは黒白、それ以降は黄白となります。お供え物として品物を持参する時と表書きが異なりますので気を付けましょう。

お供え物を送る際の注意事項

法事や法要に参列できないけれど、お供え物だけを渡したい時には、遺族側に送る場合もあります。そのような場合に食べ物を選ぶ際には、持参する時以上に賞味期限に気を配ると良いでしょう。また花など直接受け取らないといけない品物の場合は、事前に送ることを連絡しておき、在宅日時に合わせて配送してもらうのがおすすめです。法事が行われる前日までに届くように、早めに手配しましょう。

お供え物のマナーや注意点

お供え物に関するマナーや注意点を紹介します。是非参考にしてください。

のし紙で包装

お供え物を購入した時には、四十九日前までは黒白の水引ののし紙を使用します。四十九日以降は双銀の結び切りの水引ののし紙を使用します。その際の表書きは御供や粗供養と記載してあるものを選びます。表書きの下の欄は、自分の指名を記入します。最近では購入先で全ての作業を行ってもらえる可能性が高いので、のし紙を選び間違えないようにすることだけを注意すれば問題なく進められます。

お供え物は施主に渡す

お供え物を渡す際は、いきなり仏壇などに供えるのはマナー違反です。 まずは施主に渡すようにしましょう。渡す際には黙って渡すのではなく、お供えしてもらいたい気持ちを伝えられるように、一言声をかけるのがマナーです。

一緒に参列する方との調和を考える?

多くの方が参列する法事や法要は、お供え物選びで同じ物をセレクトしてしまうのは仕方がないことです。参考までに数人に事前に調査するのは良いですが、あまり多くの方に尋ねる電話をするような行動は、あまり好ましくありません。まして予算を聞き出すなどの態度は失礼になりますので、自分なりの選び方でお供え物を購入しましょう。

法事におけるお供え物の費用相場は?

では法事にお供え物を持参する場合や送る場合には、どのくらいの予算を計上しておくと良いのでしょう。法事の後に行われる会食に参加されるかどうかで金額は異なりますので、実際に参列する法事や法要について理解してから、お供え物を用意しましょう。

理解しよう!お供え物の相場

会食に参加しない場合は5,000円前後が相場で、会食に参加する場合は食事の費用も考えて10,000~15,000円程度を相場と考えるのが良いでしょう。あまり高額でも遺族に負担となります。法事の際にお供え物などを渡す際には、適度な金額だけでなく周囲とのバランスが求められます。

お供え物のお返しは必要?

もらったままで良いということはなく、お供え物に対するお返しを用意する必要があります。相場としてはいただいたものの半額から三分の一程度の金額で用意します。しかし、事前に用意しておく必要があるお返しは、相手がいくらのお供え物をくれるのか分からない状態で用意する必要があります。値段だけでなく数も同じで、おおよその感覚で準備しますので日持ちする食品などを用意しておくと重宝します。

お供え物に関する豆知識

十分お供え物に関する知識を習得したような感覚ですが、まだ知らないことが沢山あります。ここではお供え物に関する豆知識を紹介します。今後役立つ内容ばかりですので、是非参考にしてください。

インターネットで購入しても良い?

最近は欲しいものをインターネットで買い求めることは珍しくなくなっています。買いに出掛ける時間がない場合や、どうしても欲しいものが実店舗に無い場合は、インターネットで購入することは特に問題ありません。無理をして遠くの店舗まで買いに行くことを望まれているわけではないので、購入した場所ではなく、故人や遺族を思う気持ちが大切です。

神式とキリスト教ののし紙の表書きと水引

神式ののし紙の表書きは御玉串料や御神前料、御神撰料などで、キリスト教はお花料が一般的です。ちなみに御供物料はどんな宗教にも利用できます。水引は、神式では双銀を使用して、キリスト教では白い封筒を使用しますので水引をいりません。金額はどの宗教でも変わりなく、同じ相場と考えて良いでしょう。

現金を送る際に気を付けること

出席できない法事などに対して、お供え物や御供物料で現金を送る場合があります。お供え物の場合には現金ではないので問題ありませんが、御供物料は現金を送ることになります。メッセージなどを加えた手紙と一緒に一般の郵便物として送ることはできませんので、現金書留を利用して確実に送り届けてもらうように手配しましょう。

まとめ

いかがでしたか。法事に関するお供え物について、知っているようで知らないことが沢山あったのではないでしょうか。日常生活で関わることが少ないお供え物を選ぶことや渡すマナーなど、知識として知っておくだけでもいざという時に役立ちます。法事に呼ばれた際に恥をかかないように覚えておいてみてはいかがでしょうか。

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