年金がもらえない。払い損にならないためには何をする?

年金制度がある我が国ですが、様々な悪条件が重なることによって、このまま継続することが難しいという噂があります。しかし何年も何十年も保険料を納めておきながら、結局何も入金されなくなってしまうのでは、今まで頑張って払い続けた意味がなくなってしまいます。今回紹介する年金の払い損を避けるためにするべきことを参考にして、今後の老後プランの作成に役立ててもみてはいかがでしょうか。

年金制度の破綻がささやかれる理由


年金制度がある我が国では、老後の生活費を心配すること無く安心して過ごせるのが理想です。しかし実際には年金受給額が減少していて、以前のように年金だけで生活できている方はあまりいません。年金制度が破綻という噂がありますが、一体どのような理由からそのようなことが言われるようになってしまったのでしょうか。

未納率4割が続く

年金を受け取るために欠かせない保険料の適切な納付ですが、未納機関がある方や全く納めていない方などを含めて、全体の約4割が未納者となっています。保険料が納められることで多くの方に適切な金額が分配される年金ですが、その資金源となる保険料が納められていないのでは、年金制度を維持していくことが難しくなります。

圧倒的な少子高齢化

少子高齢化という言葉通りになっているわが国では、子供や若者が少なく高齢者が圧倒的に多い割合で人口比率が構成されています。子供や若者が少ないということは、働く世代が働かない世代よりも数が少なく、労働者人口が減少する一途をたどっています。年金制度には必要不可欠な働く世代の労働力は、年金制度が維持できずに破綻するという噂が流れても不思議ではありません。

現在は保険料が納めやすくなっています


年金に繋がる保険料の未納率が4割である我が国ですが、最近ではコンビニでの支払いやクレジットカードでの決済など、どんな世代の方も忘れずに手軽な方法で納められるようになっています。以前は直接納付や銀行などの引き落としのみでしたが、買い物のついでに保険料を納める…などということができるようになったことで、保険料のためだけにわざわざ郵便局や銀行に出掛ける手間が省けます。便利な制度を活用して、未納率の減少に少しでも貢献することをおすすめします。

年金を納める価値がある理由

年金は老後の生活を支えるのは勿論ですが、立場によっては老妓以外の分野に関する年金とも深くかかわる可能性があります。ここでは年金を納める価値がある理由について紹介します。

財源の半分は税金

年金には様々な種類がありますが、その多くは税金を財源として運営が行われています。年金の保険料同様に納めることが求められる税金を財源とする年金は、保険料を納めてしっかり年金で保証してもらう価値があります。

一生涯受け取れる

年金は一度受給が開始されますと、一生涯受け取ることができるのが特徴です。例えば子育てに活用できる児童手当などのように、年齢制限や所得の制限があるわけではない年金は、存在することで金額が減少してしまっても大きな心の支えとなります。

年齢は問わない障害年金

障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。 障害年金には障害基礎年金と障害厚生年金があり、病気やケガで初めて医師の診療を受けたときに国民年金に加入していた場合には障害基礎年金の受給ができます。また厚生年金に加入していた場合は障害厚生年金の受給ができます。 さらに障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害が残った時は、障害手当金一時金を受け取ることができる制度があります。年齢を問われない障害年金は、不自由な体になってしまった心の不安を除くサポート役となります。

家族のために残す遺族基礎年金

遺族年金は、受給者が亡くなったことによって、遺された家族の生活を支える役割があります。国民年金または厚生年金保険の被保険者または被保険者であった方が、亡くなった時に、その方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。被保険者であった方につきましては、受給資格期間が25年以上あることが必要です。また遺族年金には遺族基礎年金と遺族厚生年金があり、亡くなられた方の年金の納付状況などによって、いずれかの年金が支給されて、場合によっては両方の年金が支給されます。

最低納付期間が変更

少しでも保険料を納めて未納率を減らそうとする努力が行われていて、年金を運営する側の努力が伺えます。しかし正しい情報をしっかり把握していないと、様々な変更があった場合にも制度の内容を素早く理解できません。ここでは最低納付期間が変更になったことなどを紹介します。

25年が10年に

今までは最低納付期間が25年だった年金ですが、今では10年にまで引き下げられています。これはつまり最低でもこの期間しかり保険料を納めていないと年金を受け取ることができません…という基準が25年から10年になったことを表していて、より多くの方が年金制度上手く活用できるようになっています。

足りない期間は任意加入

また納付が足りない期間がある場合には、任意加入によって補うことができます。年金を受け取るためには保険料を確実に納めておくことが条件ですが、足りない期間を任意加入で埋め合わせできるようになりますと、今まで該当から外れてしまっていた方も、年金を受け取って老後の生活などに利用することができます。

今現在の納付状況を調べてみよう

毎月納めている人には問題ない保険料の納付状況ですが、場合によっては、今現在の自分がどのような状況にあるのか分からない方も多いかもしれません。いずれ通知が来るだろう…とそのまま放置してしまうのではなく、年金に関する相談窓口などを利用して、自分自身の納付状況を一度調べてみましょう。

払い損にならない為に

将来年金を受け取るために納めている保険料ですが、このまま年金制度が将来的になくなってしまって払い損になる人が出てきてしまうのでしょうか。払い損にならないためには、どのようなことをすれば良いのでしょうか。

未納のままより免除の手続き

保険料の納付が経済的に困難な場合には、保険料の納付が免除や猶予される制度があります。この制度を利用することにいって、将来の年金受給権の確保だけではなく、万一の事故などにより障害を負った時の障害年金の受給資格を確保することもできます。未納のまま見て見ぬふりをしたままにするよりは、適切な方法で免除などの手続きをして進めましょう。

年金定期便をきちんと確認


年金定期便は、今の自分の状況が理解できる年金に関する通知です。加入している全ての方に届く通知書です。定期的に届きますので、改めて自分の献金に関することを調べる必要はなく、その通知内容に誤りがないことを確認しながら目を通すだけです。あまり普段の生活で保険料や年金に関することを考える機会もないと思いますので、チャンスと考えて将来について想像をしてみるなどすると良いでしょう。

年金に関する内容は制度が頻繁に変わります

テレビのニュースや新聞などでも特集されることが多い年金制度ですが、注意していませんと内容が大きく変更している場合があります。現在の生活や将来に関わる年金制度のニュースは、良く関心を持って注目しておいた方が安心です。

生活費には足りなくても、まったくもらえない可能性は低いらしい

年金制度自体がなくなるという噂もありますが、実際には大きく減額されてしまうかもしれませんが、生活費の足しとなるような恩恵は受けられるようです。しかし老後に心配を抱えたまま年齢を重ねることには不安を覚える方も多いでしょう。ここでは、先行き不透明な年金だけに頼るのではなく、老後をどのようにして迎えるのかよいのか、準備の仕方について紹介します。まだ先の話である若者から、近い将来と感じるミドル世代まで、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

やはり大事…現金での備えが一番安心

お金の話ばかりするのは良くないような印象もありますが、基本的にはお金がないと何も始まらないようなことも多いでしょう。特に現役世代から一線を退く形になる老後の生活は、現金が多いことに越したことはありません。しかし現金でそのまま自宅に保管しておくことは不安ですので、銀行や郵便局などに預けて、必要になった時に引き出す感じでの保管方法がおすすめです。

元気な体で迎える楽しい老後生活

どんなに現金があっても健康でいなければ意味がありません。特に老後生活を隠居生活のような形にするのではなく、短時間でも働いてわずかながらでも収入を得ようと思っている方は、元気な体を維持して健康なまま年齢を重ねることが大事です。そのためには、若い時から楽な生活ばかりするよりも、足腰を鍛えて丈夫にしておきましょう。

仲間や友人がいることで乗り越えられるものがあります

沢山の友人や知人がいる必要がなくなるシニア世代は、本当に心を許せる数人の友人がいるだけで十分です。若い方のように、多くの知り合いがいることをステータスと思う方もいるかもしれませんが、年齢と共に幅広い人脈よりも、自分のことを分かってくれる人と深く付き合うことを好むようになります。老後にはお金や健康に加えて、友人や仲間という目には見えない絆がある人間関係は求められます。

まとめ

いかがでしたか。年金制度への不安が多いことから、ますます年金未納率が上昇してしまうという悪循環が多くなるなど、老後のことを考えただけでも気分が落ちこむかもしれません。しかし難しく考えることはなく、年金に代わるもので早くから対策を講じるなど、自分なりに工夫ができる良さもあります。これからの年金制度への不安がまだ拭い去れない方は、今の自分にできることを一つずつ実践してみてはいかがでしょうか。

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