介護予防の取り組みと現状について!

介護を受けるようになってしまうことは仕方がりませんが、その前の段階で予防をすることや支援を軽減することは可能です。今回は介護予防の取り組みとその現状について紹介しますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

介護予防給付サービスを知ろう


介護予防給付サービスは、どのような方に支給される制度なのでしょうか。介護に関わる制度や法律は、沢山の細かな決まりがありますので全てを理解するのが難しくなります。しかしある程度の内容は把握しておくと役立ちます。

介護が必要と認定された人に給付

介護が必要と認定されますと、介護予防給付サービスが支給されます。介護が必要と認定される場合には、7つの段階に分類されますので、介護のサポートレベルに合わせた様々なフォローが受けられます。

予防給付可能な要支援1から2

介護予防給付サービスが支給されるのは要支援1から2の段階で、一番症状が軽い段階での給付となります。そのまま症状が進行してしまいますと、要介護1から要介護5までに段階が上がってしまいます。そのためには事前の予防が重要になります。

状態に応じて1ヵ月の支給基準限度額が決まる

介護予防給付サービスが支給されるには、介護の状態に合わせて1か月の支給基準限度額が決まります。介護は健康な段階での過ごし方が重要で、事前に予防をすることで少しでも短い介護期間で済ませることが可能です。

介護予防の取り組みについて

介護を受けるようになってからのことは頻繁に紹介されますが、介護予防の取り組みは実際にはどのようになっているのでしょう。

栄養改善のアドバイス

重要な栄養改善のアドバイスは、栄養に関する専門家である栄養士などからの指導によって実現されます。特に日々の食生活の栄養バランスは重要で、家族と暮らす方は周囲で気遣ってもらえるので安心ですが、一人暮らしの方は自分が好きなものばかりを食べてしまう傾向にあります。その結果、高カロリーで脂肪分や糖分が高い食事をしまう傾向にあります。健康な体を維持するためには、普段の食生活を見直すことで、体型維持が実現します。

運動機能を向上させる体操推進


介護予防は日頃の運動習慣も大切です。中には何日も外に出掛けないような高齢者も多く、運動どころか歩くことも怠ってしまっている場合があります。そのような生活を長く続けていますと、筋力低下によって足腰が弱ってしまいますので、転倒しやすい体になってしまいます。高齢者の転倒事故は危険で、そのまま寝たきり生活を余儀なくされるケースが少なくありません。介護予防のためには、定期的に体操をする等の習慣を身につけますと、運動機能を向上させてリフレッシュ効果も高められます。

市町村主体のレクレーション

自分が暮らす地域で行われているレクリエーションなどに参加して、介護予防をすることもおすすめです。参加費用も無料や低価格である場合が高い市区町村主体のレクレーションは、同じ年代の友人をつくる機会にもなりますので積極的に参加すると良いでしょう。それほど難しい内容を行うような心配もなく、楽しく参加できるものが多いはずですので、是非探してみることをおすすめします。

介護予防事業の現状

介護予防は積極的に行っているにも関わらず、あまり知られていないのが現状のようです。介護予防事業の現状について紹介します。

厚生労働省が推進している事業

厚生労働省では国民の介護予防への関心を高めるために、積極的に様々な取り組みを行っています。多くの高齢者が暮らす現代では、一人でも多くの方が介護の心配がないような健康に過ごせるようにする必要があります。もちろん個人で頑張ることも必要ですが、その為には国単位で真剣に関わらなければいけません。

PR不足で認知度が低い

しかし介護予防に関する様々な取り組みは、適切なPRが行われていないことが影響しているのでしょうか。あまり認知されていないのが現状で、介護を受けるようになってから慌てるのではなく、予防の大切さを理解してもらうためには正しい対象者にしっかり理解してもらうことです。あまり若い方にPRしても意味がありませんので、シニア層となる60代前後への適切なアピールが求められます。

想定している効果が上がっていない

PRが不足しているということは、介護予防が世の中に浸透していないことになりますので、当然ですが介護予防の効果が実感できません。介護を受けるような状況や期間を少しでも短くするためには、事前の予防への関心を高めることが大切です。一人一人の意識を少し変えるだけでも介護は予防できますので、この機会に取り組み方を考えるのがおすすめです。

自分自身で介護を予防する生活習慣とは

介護の予防は生活習慣で定着させてしまった方が楽に取り組めます。一体どのようにして行うのが良いのでしょう。

夢中になれる趣味を探す

介護を受けるようになるということは、心も体も老化して思うように動かない状態になっているということです。しかし趣味や楽しみがある方の場合は別で、やりたいことがある張り合いから寝たきりや介護を避けるような行動を自らするでしょう。例えばアクティブに行動するなど自然と良く体を動かすようになって、気分も良い時間が長くなるはずです。飽きずに続けられる趣味を探しておきますと、介護を予防できる可能性が高まります。

こまめに体を動かして足腰を丈夫にする

体を動かしますと適度に疲れて良く眠れるなど、介護とは縁がない生活が自然と送れます。介護が必要になってしまう方の多くは、気力も薄れてあまり体を動かすような機会を設けていない場合があります。足腰の丈夫さは介護を遠ざける一番の状態ですので、何よりの予防策になるでしょう。マラソンやジョギングは難しいですが、ウォーキングならすぐに始められます。天候や体調が良い日から始めてみるのがおすすめです。

脳の活性化に良いトレーニングの実施


脳トレという言葉があるように、脳をトレーニングすることはとても重要です。特に指先を動かすような行動はおすすめで、パソコン操作や編み物、手芸や絵画なども手を頻繁に使う脳のトレーニングになります。目に見えて分かる訳ではない脳の働きですが、手先を細かく動かすような作業を繰り返すことで、楽しみながら介護予防が可能になります。

介護予防をするメリットとは

介護を予防することにはどのようなメリットがあるのでしょう。

家族に迷惑を掛けないで済む

介護をする家族がいる状況は、今までの日常とは大きく生活が変わります。病気やけがなどで病院に入院するのは違う介護生活は、利用者だけでなく家族の暮らし方にも影響を与えます。介護を予防することで、そのような期間が少しでも短く済むということは家族に迷惑をかける機会が減ります。

自分自身が楽しい老後を過ごせる

健康で元気な体であれば、当たり前のように好きなことを好きなようにできます。しかし介護を受けるようになりますと、思うように体が動かない辛さや寂しさを抱えて生活することになるでしょう。介護を予防することで思い通りの老後が手に入ります。

まとめ

いかがでしたか。介護予防の取り組みは今後更なるPRが必要であることが分かりましたが、それぞれの心構え一つで介護予防は手軽に実践できます。現在、特に何も行っていない方は、早速自分なりの介護予防を見つけて始めてみてはいかがでしょうか。

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