老後貧乏にならないために考えておくべきこと!

老後貧乏という言葉をメディアなどで目にする機会がありますが、将来のある若い人たちはこの言葉をどのように思っているのでしょうか。現実に老後貧乏になっている人は存在します。この言葉がどのような意味を持つのか知っておくことも大切です。

老後貧乏が増加傾向


近年、メディアなどでも老後の生活が不安と感じている人の声を多く取り上げられています。実際に現実にも老後破産や老後貧乏といった言葉を耳にすることもあり、増加傾向にあると言われていることをご存知でしょうか。調査によると高齢者の世帯では2人に1人、つまり50%以上の人が生活保護以下の生活を送っているということがわかっています。また、全体の25%程度が月額10万円以下の生活を強いられているのです。日本の生活保護受給者世帯は160万強、そのうちの約半数が高齢者世帯となっています。将来、このようなことにならないためにはどうすればよいか、若い人たちからもうすぐ年金をもらえるという人も含めて、結果やはり年金だけの生活には不安を抱えています。メディアなどでも年金について多く取り上げられていますが、老後貧乏にならないためには自分自身で将来のことを見据えた生活を送らなければなりません。しかし、実際は貯蓄が難しいという人も多く存在しますし、老後のことよりも今の自分たちの生活を重視する人や子育て世代の人達は子供の将来を重視しているのが現状です。しかし、高齢化社会はもう始まっています。平均寿命は長くなってきており、老後の生活を送る上では早いうちから考えなければならない問題でもあります。今の日本では年金は将来不十分であることは確実です。自分の身は自分で守っていかなければなりません。老後貧乏や老後破産にならないように早めに計画を立てておくことをおすすめします。このことを踏まえて将来のことを考えていきましょう。

老後貧乏にならないために考えておくべきこと

現代の若い人たちもそうですが、老後に不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。実際に不安を抱えている人はおよそ8割を超える人が思っているのが現状です。しかし、老後貧乏は増加傾向にあります。老後貧乏にならないためにはまずは、健康第一です。病気になれば医療費の負担もありますので、健康であれば医療費の心配が要らなくなります。日本の健康保険は高齢でも保障を受けることはできますが、医療費の自己負担は免れないので、負担になることは目に見えてわかっています。医療費の自己負担額は減額されますが、大きな病気になると保険で賄ない場合は高額な医療費を請求されてしまいます。しかし、普段から食生活や健康に気を付けて健康でいることで、医療費の負担は無くなります。お金を貯めることはもちろんですが、健康であることが老後の一番の備えであることも認識しておきましょう。これからは年齢に関係なく働く場所も多くなります。ハローワークなどの公的機関も高齢者の雇用環境を整えることに力を注いでいます。老後に働いて収入が得られることを考えれば心配や不安も解消されるのではないでしょうか。健康はお金をかけなくてもできることがたくさんありますので、いつまでも健康で働けるということを目標にして、不足するものは補える備えをしておくことが大切です。他にも今からできる対策もありますので、考えておくべきことは今すぐに実行していきましょう。

若いうちから計画的に貯金をする


老後の生活において、やはりお金は大切なものとなってきます。勤めている方は定年で退職をして老後の生活に入ると年金だけでは足りない部分は貯蓄を切り崩して生活する人がほとんどです。このように公的年金部分で足りない部分は貯めておかなければなりません。しかし、実際は若い世代の人達は自分たちの現状の生活を保つことや、子育て世代の人達は子供のことを第一に考える傾向にあるため、実際に自分たちの老後の事などを考える人は少ないと思われます。しかし、早く計画を立てておくことが老後貧乏にならないための対策の一つです。65歳までにどれくらい貯蓄をしておかなければならないかを明確にして逆算して月々ためる金額を考えておきましょう。また、将来どのような生活をしたいかによっても金額は変わってきます。旅行や趣味にお金を使いたいと考えている人はその分も含めて貯めておかないと金額が大きくなりますので、年齢に関係なく早めに貯蓄の計画を考えることをおすすめします。

年金保険を利用する

年金保険というのをご存知でしょうか。これは保険の仕組みを利用して保険料の拠出が前提となっている年金制度になります。これは個人で行う年金制度になりますので、公的年金とは違い、自分で保険会社と契約をすることになります。考え方としては公的年金を補てんする目的で加入する私的年金の一つになります。いろいろな生命保険会社で商品を取り扱っていますが、契約時に定めた年齢(例えば60歳、65歳など)から一定期間(5年、10年など)若しくは一生涯に渡って毎年一定額の年金が受け取れる貯蓄型の保険商品になります。公的年金では生活費が足りなくなる恐れがある自営業者の方や退職から年金が支給開始されるまでの期間の生活費を準備したい方、年金だけでは公的年金だけでは不安だと思っている方におすすめの保険商品になります。資料などを取り寄せて参考にしてみるとよいでしょう。選ぶポイントとしては返戻率が高いものがよいとされています。インターネットなどでも比較することができますので、興味のある方にはおすすめの方法になります。いろいろな商品がありますので、保険会社に一度相談してみてはいかがでしょうか。

投資信託を利用する

投資信託とは一般的にファンドとよばれているもので、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめて、運用の専門家が株式や債券などに投資、運用する商品になります。この運用の成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配されるという金融商品になります。運用成績は市場の環境などで変動しますので、投資信託の購入後に運用がうまくいって利益を得られることもありますが、反対に運用がうまくいかない場合は投資した額を下回ることもあります。しかし、投資信託は少ない金額から購入することができ、資産をいくつかの商品に分けてリスクを分散させることができます。そして、経済や金融などに関する知識を身に付けた専門家によって運用されますので、個人では買えない商品や海外の株式など特殊な金融商品への投資も可能で、原則として毎日取引価格である基準価格が公表されているので資産価値や値動きがわかりやすい商品の為、高い透明性があるといえます。このような金融商品を利用するのも一つの方法になります。

老後の必要な資金はいくら?


では、老後の資金はいくらくらい必要となってくるのでしょうか。受け取れる公的年金は人それぞれ金額が違ってきます。また、生活費やライフスタイルもそれぞれ違いますので、いったいいくら資金を貯めればよいのかといわれるとわからない人も多いのではないでしょうか。一般的には年金生活に入る前には3,000万円は用意したいといわれています。ただし、これが本当に必要な金額とは限りません。公益財団法人の生命保険文化センターが生活保障に関する調査を公開しています。ここでは18歳から69歳までの男女でアンケートを行った結果、老後の生活に対して不安を感じているという人は8割以上でした。金銭的な問題が多く、やはり公的年金だけでは不十分と思っている人が多数です。では実際に必要な資金はどのくらいかを見ていきましょう。

夫婦二人で最低は月額22万円

老後の生活ではそれまでの生活と比較すると経済的にどのように変化すると考えているかという結果から、つつましい生活が7割を占めています。老後の生活水準は低くなると思っている人が多く存在しているのが現状です。夫婦二人で老後の生活を送るうえで必要とされている最低日常生活費を見てみると平均月額は22万円と言われています。22万円で生活ができるのが最低基準になると覚えておくとよいでしょう。

ゆとりある生活なら夫婦二人で月額35万円

中には老後の生活はゆとりある生活をしたいと考えている人もいます。このような方は夫婦二人で月額35万円あればゆとりのある生活が送れるといわれています。将来どのように生活したいかによって生活費も変動しますので、よく考えておきましょう。

老後は合計いくらいる?


では、実際に老後の生活においてどのくらい必要となるか計算してみましょう。

最適日常生活額(平均寿命で計算)

男性 : (平均寿命81歳 – 65歳) × 年額264万円 = 4,224万円
女性 : (平均寿命87歳 – 65歳) × 年額264万円 = 5,808万円
※二人で1.003億円
最低日常生活を送るためには月々22万円の生活費が必要と考えて、男性、女性共に平均寿命から考えてどのくらい必要かを計算してみました。
男性 : (平均寿命81歳 – 65歳) × 年額264万円 = 4,224万円
女性 : (平均寿命87歳 – 65歳) × 年額264万円 = 5,808万円
夫婦二人の合計は1.003億円となります。

ゆとりある生活(平均寿命で計算)

男性 : (平均寿命81歳 – 65歳) × 年額420万円 = 6,720万円
女性 : (平均寿命87歳 – 65歳) × 年額420万円 = 9,240万円
※二人で1.596億円
ゆとりある生活を希望する方は月々35万と考えて同じく平均寿命で計算してみました。
男性 : (平均寿命81歳 – 65歳) × 年額420万円 = 6,720万円
女性 : (平均寿命87歳 – 65歳) × 年額420万円 = 9,240万円
夫婦二人で合計は1.003億円となります。
ただし、これは一般的な平均寿命と年金の平均額で計算しています。各個人でもらえる年金額は違ってきますので、自分が65歳になってどのくらいもらえるかを把握して計算してみるとよいでしょう。

まとめ

老後の生活については、まだ先の事で考えられない人や自分は大丈夫、何とかなるだろうと思っている方はとても危険です。老後の家計は基本的に赤字になると思っていて間違いはありません。なかでも高収入の方たちが老後貧乏に陥りやすいと言われています。そこそこ収入があって資産も持っている人達が、年金生活に入ると収入がガクンと減るため、対応しきれないケースがあります。普段から節約などに興味もなく縁もなかった人たちが老後の生活をイメージできないため老後破産などに陥ってしまうのです。収入がある人ほどギャップに耐えられないケースも多いことを覚えておきましょう。まだまだ老後の事など考えられないという方も、まずは自分の年金を把握しておくことで将来設計ができます。毎年ねんきん定期便が届いていると思いますので、まずは自分の年金をしっかりと把握して老後のことも考えておきましょう。そして何よりも健康が第一です。何時までも健康であれば働くことの可能性も見いだせます。そして補てんする意味でお金を貯める方法はいろいろあります。個人年金保険などを利用するのも良いですし、自分で計画的に貯蓄をするのも大切です。自分に合った方法をみつけて老後に備えてみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい