家族葬の費用相場は?家族葬を行う企業別の費用も紹介!

人の生き方が幅広い現代では、葬儀の仕方も幅広い選択肢があります。最近、よく耳にする家族葬の費用相場について、企業別の費用も紹介しようと思いますので、参考にしてみてください。

家族葬の平均費用額は?


家族葬の平均費用額を紹介する前に、家族葬とは一体どんな葬儀なのか説明したいと思います。家族葬の参列者は基本的に親族と友人です。近所の方、お仕事関係の方も呼ばない葬儀なので、20人以内の規模の家族葬が多く、4割を超える数字となっています。家族葬ということで、親族以外は参列できないイメージがありますが、そんなことはありません。家族葬は、少人数でゆっくり時間をかけてお別れができる葬儀なので人気が高く、最近では家族葬専門の葬祭場ができるほどとなっています。ちなみに家族葬と密葬は、親族と友人が参列する所は似ていますが、その違いとは密葬は親族や親しい友人で葬儀を終えた後、日程をあらためて本葬を行う所です。よく芸能人や著名人、会社の経営者などの方は密葬となりますが、これは参列者の数が多いためという理由からになります。ここでは家族葬の平均費用額を詳しく説明したいと思います。

家族葬の平均額は100万円ほど

家族葬の平均額は、葬儀費用、寺院費用などの総額で、最低でも100万円ほどかかります。一般的にかかる費用の種類としては、葬儀一式費用、寺院費用、飲食接待費用に分けられます。葬儀一式費用に含まれるのは、祭壇・棺・位牌・遺影写真・霊柩車・寝台車・人件費など、葬儀で必ず使うもので、葬儀社でよくプランやコースなどで案内される葬儀そのものの費用です。家族葬なら1日葬で済むことも多いので、会場使用料がかなり抑えられます。寺院費用は、お経料や戒名料、御膳料、お車代などの僧侶の方への御礼になります。なお、こちらは葬儀後にまとめてお布施として、僧侶の方に渡します。家族葬の中には、お別れ会形式で行う所もあり、宗教に関係のない形式の場合は、寺院費用はかかりません。飲食接待費は、参列者の方、お手伝いの方、葬儀後の飲食代、香典返しなどの費用になります。人数によって飲食接待費は大きな差があります。

一般のお葬式の平均額より100万円ほど安い

一般的なお葬式の全国平均額は199.9万円ですが、家族葬の平均額は100万円なので、100万円ほど安いです。全国平均なので、地方と都市部では平均額に差があるかもしれませんが、こんなに差があることにびっくりしてしまいます。一部の例になりますが、家族葬・一般葬・直葬(火葬のみの葬儀)ごとの、ある葬儀社の葬儀費用で比較してみましょう。葬儀費用の合計金額が、家族葬56万円・一般葬93万円・直葬29万円です。寝台車・吸水シーツ・1泊2日の安置費用・お化粧・納棺・お棺・布団一式・ドライアイス・霊柩車・骨壺などの金額は変わりません。セレモニーアテンダント料が、家族葬と直葬が4万円なのに対して、一般葬が6万円となります。直葬は葬儀がなく、すぐに火葬なので受付用品・デザイン花・生花飾りつけ遺影写真・葬儀施工管理司会進行などはかかりません。このことからも家族葬が一般葬とは違い、価格が安くなることが分かります。

一般的なお葬式より費用が安い理由は?


一般葬より費用が安い理由が、家族葬にはあります。ここでは、人数が少ないので式場や祭壇の費用がおさえられることについて、精進落としの費用がおさえられることについて、詳しく説明したいと思います。最近では、高齢で独身という人や、高齢者で身寄りがない人なども増えているので、葬儀自体を執り行うことが困難なケースがあります。また、葬儀費用が用意できないという場合は、費用がおさえられる家族葬や、すぐ火葬して葬儀を行わない直葬や火葬を検討した方がいいでしょう。なお、直葬は都心を中心として増加傾向にあって、高齢者で一人暮らしをしている場合は、本人が生前に直葬を決めることもあるそうです。葬儀費用を考えて、家族葬を選ぼうとしている方は、費用がどうして安いのか、きちんと確認してメリット・デメリットを知った上で、契約してみてください。

人数が少ないため式場や祭壇の費用がおさえられる

一般のお葬式と比べ参列者が少ないため、30万円ほどの差があります。これは参列者が少ないので、葬祭場の場所も小さな場所で済むこと、規模が小さいのでそもそも費用がかからないことに、理由があります。祭壇花を含む祭壇費用、葬儀会場費用、お別れ会形式の場合は僧侶へのお布施、親族へのおもてなしなどの費用が、かかりません。しかし、親族の人数が多くなればなるほど、費用はかさみ、一般葬の方が費用はおさえられたということもあるので、親族の人数には注意が必要です。家族葬で葬儀会場費用をおさえたい場合は、葬儀式場を自宅や公営の式場で行うと、さらにおさえることができます。公営の式場の平均費用は、2万円~15万円、自宅ではもちろん費用は0円となります。式場使用料が安い所は、他の項目が高いこともあるので、よく確認してください。

お葬式後の食事(精進落とし)の費用がおさえられる


一般的にお葬式後の食事は、精進落としと呼ばれます。その時の飲食代は、人数に応じて費用が大きくなります。最近では、お葬式後の食事を行わずに、終わってしまうことも多くなっています。一般葬では精進落とし以外にも、お通夜の前の夕食、翌朝の朝食、火葬場での弁当、繰り上げ法要では引き物と弁当など、多くの食事費用がかかります。全て必ず準備するわけではありませんが、参列者の数だけ料理を用意することを考えれば、大変な苦労と費用がかかると言えます。具体的な数字を出すと、1食あたりの飲食代が1,500円として、1人7,500円になり、喪主を含めた家族や親族が30名なら、225,000円となります。これに葬儀プラン代が200,000円だとしたら、425,000円という費用がかかってしまいます。なお、精進落としではオードブル・アルコール類などを準備します。家族葬は通夜を行わずに1日で葬儀は済むので、こういった飲食代が少なく済みます。

家族葬を行う企業の費用相場は?


家族葬を行っている企業は、数多くありますが、ここではイオン・ティア・JAの企業の費用相場について紹介したいと思います。費用相場を紹介する前に、葬儀社を探す方法について知っておきたい情報があります。葬儀社を探す時は、もっぱらインターネットという方は増えています。葬儀社探しでなくても、どんなサービスをする企業やお店でもランキング化されていて、一目で人気の所が分かるようになっています。家族葬の優良葬儀社もランキング化されているので、検索することをおすすめします。葬儀社のランキングでは、どんな葬儀に対応しているのか、自社施行なのかが、掲載されています。葬儀の種類は家族葬・密葬、自宅葬、火葬式・直葬、大型葬、社葬、1日葬などがあるので、家族葬ができる葬儀社なら家族葬の所に〇があるか確認します。サイトによっては葬儀の品質・葬儀の緊急対応・アフターサポート・多様なプラン・式場数を円グラフ化しているので、一目で特徴がよく分かります。

イオンの家族葬の費用相場

イオンの家族葬の費用相場は、49万円ほどとなっています。50名前後の参列者がいるお葬式に最適で、親しい人達だけでゆっくりお別れできます。遺族と親しい方で、お通夜・告別式・火葬を執り行い、イオンのお葬式では最も利用が多いプランとなっています。セットプランには搬送料・祭壇費用・葬儀場料金・火葬料金・ドライアイスなど、必要なものは全部含まれているので、安心です。1日目はお迎え・ご安置、打ち合わせ、役所・火葬の手続き代行などをしてくれます。2日目は納棺の儀式、遺影写真、お通夜で、3日目は告別式、式中初七日法要、お別れの儀式、火葬を執り行います。追加できるサービスには寺院紹介、生演奏の演出、メモリアルDVDなどがあります。

ティアの家族葬の費用相場

ティアの家族葬の費用相場は、祭壇価格で違ってきます。祭壇価格は一番低価格なもので、39万円、最も高い価格は139万円があります。祭壇価格39万円のプランの費用は、一般価格76万円、ゴールド会員価格39万円です。最も利用されているプランは、祭壇価格99万円のプランで、一般価格158万円、ゴールド会員価格99万円のものです。プランには最低でも必要なものがそろっているので、おすすめです。ゴールド会員価格というのは、入会金1回だけ支払って入会することができるものです。ティアでは家族葬のあり方として、故人に対しての心からの感謝を伝える感謝葬を提案しています。そのため故人との最後の貴重なひと時をあたたかい思い出にするべく、お手伝いしてくれます。家族葬の流れは、お迎え・ご安置・納棺の儀式・お通夜・葬儀・告別式・お別れの儀式・火葬です。

JAの家族葬の費用相場

JAの家族葬の費用相場は、各JAで費用が異なります。費用は平均で55万円~67万円ほどかかります。各JAで費用が異なるのは、JAはJA組合員価格で葬儀サービスを利用できることが利点ですが、地域によってサービス内容が違うため、費用がかなり違ってきます。JA葬祭の葬儀サービスの特徴は、JA葬祭が葬儀を行い、提携葬儀社や会館を通して葬儀サービスを提供しているという点です。JA組合員が対象の葬儀サービスとして展開しているため、費用は一般の葬儀社に比べて金額をおさえられています。そのため組合員であればお得な家族葬を執り行うことができます。なお、組合員でなくても依頼した時に会員になれば、利用することも可能ですので、問い合わせしてみてください。直営の葬儀場が全国にあるため、設備が整った充実した環境で家族葬を執り行うことができる点も魅力です。葬儀の手順は上記の葬儀社と同じになっています。

まとめ

遺族と親しい方だけで、ゆっくり故人とお別れができる葬儀が家族葬です。そんな葬儀をしてみたいと考えるなら、この記事を参考にしてみてください。

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