老後について考えよう!老後の資金やセカンドライフのおくり方!

第二の人生のスタートである老後の生活は、定年退職後や年金受給をきっかけに会するイメージがあります。高齢化が進む現代では、長い期間老後の暮らしを快適にする工夫が求められます。現役世代の頃のような金額の収入はなくなりますが、考え方次第でより良い生活を送ることができます。今回は老後の暮らしや資金繰りについて考えます。

老後生活は長い!


年金を受給する65歳からずっと続く老後生活は、平均寿命は男性81歳、女性87歳であるため老後は長いと考えた方が良いでしょう。しかし誰もが年齢を重ねて通過する場所である高齢者になってからの生活は、その年代でしか楽しめないこともあります。

時間の余裕は存分にある

現役で働いていた時や、家事や育児に追われていた時代に比べますと、様々な制約がなくなりますので、時間の余裕が精神的なゆとりに繋がります。また多くの老夫婦世帯では子供が独立して家を出るなど、多くの節目と重なることが多いのも老後生活の特徴です。

今まで関心があってもできなかったことに挑戦できる

例えば船の旅をしたかった場合でも、長期間出かけることを求められることから、休暇が取得できないなどの理由で諦めていた方も多いでしょう。しかし老後生活になりますと、例え短時間仕事を続けていた場合でも、現役の時のように拘束される心配もありません。資金的にも今まで子供の教育費などに収入の多くを分配していた場合でも、老後生活では子育てがひと段落している可能性があります。

老後の資金について

お金を掛けずに生活すると言っても、やはり収入源の中心となる年金については詳しく知りたいものです。一体どのくらいの金額を受給できるのでしょう。

基礎年金だけでは生活が厳しい


国民年金の平均月額は54,497円とされています。合計しますと夫婦二人で11万円ほどの金額になりますが、最低日常生活費は月額で平均22万円と言われています。家賃や食費、医療費や交際費など、老後生活でもそれなりの金額が必要です。

厚生年金を含めてもゆとりはない

厚生年金の平均月額は147,513円と言われています。夫婦二人で23万円ほどですが、最低日常生活費は月額で平均22万円のため、ちょうど平均値の金額でありゆとりがある生活とはならないようです。

年金にばかり頼らない生活を

どうしても年金を頼りにしてしまう老後の生活ですが、日々の暮らしは維持できる程度の金額が受給できた場合でも、いざという時のゆとりや余裕がないのは危険です。お金第一主義ではない場合であっても、やはりどうしてもお金が必要であることや、お金でしか解決できない事例も生まれます。そのような時にもスムーズに資金繰りができる環境を整えておくことが大切です。

老後の資金をどのようにためる?

実際に老後生活が開始されてから備えの大切さに気付く方が多いようですが、少しでも早く老後のことを考えて蓄えを増やしておいた方が、年齢を重ねたから苦労することや家族に迷惑をかけることもありません。どのような方法で資金を準備しておくと良いのでしょう。

退職金

定年退職をする際に受け取れる退職金は、老後の生活を大きく左右する重要な項目です。大卒の場合の退職金平均を紹介します。勤続年数10年で自己都合での退職の場合の平均退職金は966千円とされています。勤続年数20年で自己都合での退職の場合の平均退職金は1,905千円とされています。

勤続年数30年で自己都合での退職の場合の平均退職金は3,319千円とされています。定年退職の際に自己都合での退職の場合の平均退職金は4,950千円とされています。働いていた企業の規模や学歴などによって金額は大きく異なりますが、その一方で退職金制度がない企業もあります。勝手にあてにしてしまうのではなく、事前に退職金の有無を現役で働いている段階から調べておくのがおすすめです。

不労所得や保険商品の活用

不労所得とは、文字通り働くこと無く所得が得られることです。例えば親から受け継いだ不動産を持っている場合などで、このように資金源となる遺産を受け継いでいる方は、経営者として大変な面もありますが、金銭的な余裕は大きいでしょう。また保険商品を賢く活用することで、老後の資金の足しにできます。

年金型保険でいまから積み立てる

年金型保険とは、将来に備えて積み立てできる保険で、自分では思うように貯蓄を増やせない場合や、口座にお金を入金してもすぐに引き出して使ってしまうようなかたにおすすめです。様々な保険会社から色々なタイプの年金型保険が商品化されていますので、興味がある方は早い段階から準備をしておくと良いでしょう。

公的年金に頼らない、「自分年金」で準備

自分年金も年金型保険と同じような感覚で、老後に備えて自分で貯金をしておきながら、途中で使ってしまわないように、定期で積み立てするなどして将来に備えることです。金額はわずかであっても、長年積み立てることによって、いざという時に使える大金が用意できます。

老後も働きたいと考える場合は?

老後も元気に働きたいと考えることは不思議ではなく、最近ではそのような考えの方が多くなっています。もちろん優雅な隠居生活を送る方もいますが、健康のためや社会とのつながりを求めて、就業意欲が高い高齢者が多いのが特徴です。

ハローワークを活用しよう

職業安定所であるハローワークには、様々な職種の求人情報が提供されています。多くは現役で働く若い世代向けのものが多いですが、最近では意欲的な高齢者を必要とする分野も増えていて、今までの経験を活かして更に活躍できる場所を探せます。心配なことや不安なことがある場合でも、職員に直接話しを聞きながら話が進められますので、思った通りの場所で働ける可能性が高くなっています。

シルバー人材センター

シルバー人材センターはその名の通り、高齢者の人材を確保してより良い求人場所に人材を配置するセンターです。仕事の種類は様々ですが、多くは地域に関わるような業種が多く、公園の整備や公共施設の交通整理などがあります。長く続けることでその他の仕事の依頼が入るほか、リーダーのような立場になって働くことができます。

高齢者が働く場所が増えています

以前は若い方しか働いていなかったコンビニエンスストアなどは、最近は若い方よりも高齢者が働く場所というメージが強くなっています。様々な仕事を求められるコンビニエンスストアの店員ですが、高齢者にしかできない温かみのある接客は、忙しい現代の現役世代への癒しともなります。年齢のせいにして仕事を制限してしまうのではなく、自分にできそうな仕事や興味があることに視野を広げ、選択肢の幅を広げるのがおすすめです。

資格を取得して新たな仕事を!人気の資格


定年退職後や年金受給が開始されたころの年齢はまだ60代です。新たなことに挑戦する気持ちがある限りは、年齢を気にして諦めてしまうのはもったいないでしょう。第二の人生を幅広く楽しむためには、一つのことに打ち込む気持ちも大切です。いつの時代にも自分自身を支える強い味方となる資格は、資格そのものが役立つのは勿論ですが、取得までの道のりや同じ目的を持つ仲間との交流も期待できます。人気がある資格について紹介します。

介護福祉士

高齢化社会である現代は、国家資格である介護福祉士の資格を取得する人材が必要になります。介護に対する詳しい知識があるだけではなく、実務経験があることで更に貴重な人材となって就業場所を選択することができます。老後に取得する資格としては内容が難しい印象ですが、興味がある方は積極的に挑戦することをおすすめします。

マンション管理士

マンション管理士の資格を取得していますと、マンションの管理員としての仕事をする際に役立ちます。最近はマンションの管理員もシニア世代の方を採用する傾向にあり、様々な仕事に携わることが苦にならないフットワークの軽い方に適した仕事です。もちろんマンション管理士の資格がなくても働くことはできますが、採用時の面接などでは自分をアピールする武器として役立ちます。

宅地建物取引士

宅建と呼ばれる宅地建物取引士は、不動産関係の仕事をする場合におすすめの資格です。こちらも国家資格ですので、取得するのは勉強内容も幅広く大変ですが、取得後は独立も視野に入れて働くことができます。シニア世代にとって独立や企業は敷居が高いイメージですが、一方で年下の上司に雇われる辛さがないというメリットがあります。不動産関係の仕事に興味がある方は、持っていて損は無い資格です。

簿記

国家資格ではないですが、資格取得の代名詞ともなる資格の一つが簿記です。経理などの実務経験がある方は、今からわざわざ資格を取得する必要はありませんが、勉強しやすく即戦力として役立つ資格となる可能性が高いのは簿記のメリットです。国家資格ではないので気軽に受験できる良さがあり、様々な参考書なども販売されています。何より知名度が抜群に高い資格ですので、お金の流れに強い人であるという好印象が与えられます。

老後は趣味で楽しむ


働くことも大切ですが、無理をして働かなくても十分生活できるという方もいます。また働く時間だけに老後を費やさずに、メリハリのある日常を楽しみたいと考える方も多いでしょう。そのような方には趣味の時間こそが生きがいとなります。高齢者に人気がある趣味について紹介します。

身体を動かす趣味

若い時から運動に携わっていた方は勿論ですが、年齢を重ねてから足腰の強化のために体を動かす趣味に目覚めるケースもあります。登山を楽しむ方も高齢者が多く、仲間と話しをしながら自然に触れる時間は、日常生活では味わえない爽快感があります。またきつい筋力トレーニングでは長く続きませんが、ヨガの場合はゆっくりとした動きで空いた時間にできるのでおすすめです。その他にもウォーキングも気軽に楽しめる趣味の一つで、運動不足の解消を手軽に行えます。

学問の趣味

難しい勉強を急に始めることはできなくても、俳句や読書などで学問に触れることは可能です。俳句の場合は日常生活で感じることを俳句で表現する形になりますので、普段から題材探しをして脳細胞を活性化する日常が遅れます。また読書も図書館などを頻繁に利用することで、通う往復の時間を運動する時間として自転車や徒歩で行く習慣を身につけるなど、様々な楽しみ方ができます。

その他の趣味

その他にも趣味と呼ばれるものは沢山あります。旅行が好きな方にとっては、時間の制約がない老後こそおすすめで、今まで行きたくても行けなかった地域や国へ出かることで、更に刺激的な老後が楽しめます。また旅行前の準備など楽しいことに向けた行動をする際には、精神的にとても良い状態になっているはずです。更にカラオケも人気がある趣味の一つです。新しい最新曲をマスターするのは難しいですが、昔によく聞いた懐かしい曲を大きな声で歌うことで、ストレス解消ができる良い環境となります。囲碁や将棋なども人気で、集中力が求められる上に、対局する相手とのコミュニケーションも求められますので、同じ趣味を持つ仲間を増やすことができます。

実生活に繋がる趣味

男女共に人気がある料理は、日常生活に関わる趣味となりますのでおすすめです。家族に食べさせることに喜びを感じていた方が、料理教室などを開校して人を指導する立場になれる可能性や、開業して店を出すことも考えられます。美味しいものを食べて幸せな気持ちになれるのは、男女年齢に関係無く誰もが持つ感情です。

老後は移住!実は生活費が安くなるかも?


現在住んでいる場所から転居をする移住は、単なる引越しとは異なる大きな決断が必要となります。現役で働いている時に転勤が多かった方の場合、様々な地域や国で生活した経験を持つ方も沢山います。またその反対で今まで地元から離れて生活をしたことがないという方もいて、そのような方が老後になって移住に関心を示すケースもあります。

移住で人気の地域や国は?

移住で人気があるのは、日本国内では沖縄など暖かい地域で自然が豊かな場所は支持されます。本土を離れることで国内でありながら海外移住をした感覚が味わえるのも特徴です。また外国ではハワイや台湾、シンガポールなどが人気で、物価の安さや治安の良さが条件として挙げられる傾向にあります。

大きく生活を変えるチャンスと考える

移住イコール危ないとか危険と言うイメージを持つ方もいますが、興味があるにも関わらず諦めてしまうのはもったいない話です。万が一移住をして続けることが難しくなった場合には、元の生活に戻れば良いだけなので、それほど難しく考えることはないでしょう。しかし個人の考えで行動できないこともあるでしょう。そのような場合は、家族に早い段階から相談をして、老後生活を移住先で気持ち良くスタートできるような事前準備が大切です。

国民健康保険料が軽減される

移住をすることで国民健康保険料が軽減される場合があります。例えば沖縄の1人辺りの平均国民平均保険料は53,459円ですが、それに対して栃木は98,316円必要となります。同じ日本に住んでいながら納める金額が40,000円以上異なることが分かります。

固定資産税が軽減される

自治体により異なるようですが、固定資産税が軽減される場合があります。当然ですが父の値段が高い地域では固定資産税は高く設定されていますので、地方へ移住をすることによって固定資産税として納める金額が大きく変わります。

家賃や生活費が軽減される

物価や地価などにより異なりますが、家賃や生活費も地域によって変わります。地価に関しては、東京都は秋田県の約4倍の地価がありますので、家賃だけでなく固定資産税の費用も高くなります。

移住をすることに家族が反対した場合

例えば夫婦で移住することを計画していても、どちらか一方が納得しない場合があります。様々な家族の形がありますので、例えば平日は移住先で過して週末は自宅へ帰るなどの方法を選んで、プチ移住を楽しむ方もいます。また夫婦で合意した場合でも子供など家族が反対することもあります。急な話では反対されるには当然ですので、早い段階で移住に関心があることをさりげなく伝えるなどしますと、スムーズに話し合いができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。老後について考えますと、不安を感じる方がいるかもしれませんが、実際には自由に何かを楽しめる時間的な余裕や、何かに追われることがない精神的余裕があることが分かります。老後の生活についてポジティブに色々と考えてみたい方は、是非、今回の記事を参考にしながら、自分なりの老後のライフプランを計画してみてはいかがでしょうか。特に資金面については早めに考えておく必要があります。

あわせて読みたい