会社への香典返しは必要なの?マナーや注意点!

香典をもらう相手は様々で、その分香典返しのシチュエーションも大きく変わります。その中でも会社への香典返しの場合、更に気を遣います。マナーや注意点を含めて詳しく紹介しまので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

会社の部署などの連名で香典を頂いた時


会社の部署などで大勢の人が連名で香典を用意してくれることもあります。このような時の香典返しはどうしたら良いのでしょう。

出社時にお礼の品を

家族が亡くなった場合は、しばらく休暇をもらうことになりますが、その休み明けには、香典返しの代わりとなるお礼の品物を用意しましょう。それぞれに声を掛けてくれる方もいると思います。一人ずつ丁寧に対応します。

どのような品がよい?

部署などの連名でいただいた場合は、みんなで分けられるお菓子のような品がよいでしょう。分けられる上に負担とならずに気持ちを伝えられます。賞味期限が短い生菓子よりも、少し意持ちがするものを選んで持参します。

部署の人数より少し多めに用意します

連名で香典を用意してくれたのが、全ての方でない場合もありますが、同じ所属やチームの方が全てに分けられるようにして、加えて少しあまるぐらい余裕がある方が安心です。また香典の有無に関わらず、急な休みで迷惑をかけた方には、個別で対応するなどの気配りが重要です。

個別に香典をいただいた時

会社が同じということは、それなりに長い付き合いであるケースや、プライベートでも仲良くしている可能性もあり、会社と関係無く個別で香典を用意することもあります。このような方への香典返しはどうすればよいのでしょう。

香典返しとしてお礼を

このように個別で香典を要してくれた方には、きちんと香典返しをする必要があります。しかし休み明けすぐには用意できないと思いますので、他の参列者と同じように四十九日法要の前後に渡せるように手配します。

金額の相場は?

いただいた香典の半額ほどが目安とされています。例えば5,000円いただいた場合は2,000から3,000円ほどが望ましいでしょう。他の参列者と区別して品物を用意する必要はなく、同じように香典として望ましいものをセレクトして手配するのがマナーです。

会社へ持参する?自宅へ送る?

特別決まりはありませんが、荷物になるようなことを考えますと、自宅へ送る方が良いでしょう。また周囲の人に気遣いながら渡すなど、仕事時間中に手間となる可能性もあるので、配送する日時を休日に設定するなど、在宅時間を考慮して手配するのがおすすめです。

会社の社長からいただいた時は?


会社の規模やその人の立場にもよりますが、社長から香典をもらう可能性もあります。一体どのように対応するのが良いのでしょう。

社長個人としていただいた場合は香典返しが必要

社長が個人的に香典を用意した場合には、個人名で香典袋が出されているはずです。このような場合には社長個人への香典返しが必要で、他の参列者と同じようにいただいた金額の半額程度の香典返しを用意します。

株式会社○○代表取締役社長○○などと記載されている場合

表書きに社名などが入っている場合は、会社の業務的な対応としていただており、経費として扱われるため原則は香典返しが不要となります。しかしもらったままにせず、挨拶やお礼状で気持ちを伝えるのがマナーです。

会社の人が葬儀などの手伝いをしてくれた場合のお礼は?

受付やお茶出しなど接待を、会社の同僚などに依頼して任せることがあります。仕事の種理によっては、手際よく対応できる能力を持つ方が集まる可能性がありますので、快く引き受けてもらえますと本当に助かります。感謝の気持ちはどのように伝えるのが良いのでしょう。

香典返しとはべつでお礼をする

地域での風習などによっても異なりますが、手伝いをしてくれた方へのお礼は、タオル類などの品物でお礼をするケースと、現金で謝礼を渡すケースに分かれます。どちらも失礼ではなく正しい方法ですが、時間を空けずに手伝ってくれたその日や次の日までには渡しましょう。

どんな人に頼むのが良い?

依頼する作業の内容にもよりますが、受付などを依頼する場合は仕事で受付や接客などを行っている方ですと、苦にならず手際よく対応してくれます。またお茶出しなどの仕事を依頼する場合は、秘書経験やアルバイトで飲食業界に勤めた経験がある方が良いでしょう。

香典返しに選ばれるものって何?

渡すタイミングやどこまで用意するのか難しい香典返しですが、品物選びにも気を配る必要があります。香典返しに選ばれるものをいくつか紹介します。

知っておきたい!避けた方が良いもの

香典返しに不向きなのは、生肉や生魚などの生鮮食料品で、この他にも酒類などは避けた方が良いでしょう。先方に酒好きの方がいることで選ぶ可能性が高くなる酒類ですが、香典返しとしては不向きなので他の品物にした方が良いでしょう。

商品券が良く選ばれています

インターネットで買い物をする機会が増えている現代では、あまり活躍の場が期待できないイメージですが、地域や送る相手の年齢層によってはとても喜ばれます。品物よりも現金に近い感覚でお得感が強く、自分自身が利用しなくても家族にプレゼントすることもできます。

ネット注文で香典返しを用意しても失礼ではない?

大切な香典返しの注文を便利なインターネット注文にしたいと考える方も多いでしょう。忙しい方でも用意しやすく、様々な商品を比較検討しながら申し込みできます。一見すると失礼な行為であるようなイメージですが、今ではインターネットで買い物をすることが特別では亡くなっていますので、香典返しを購入することは特別問題ありません。

香典返しは持参?配送?どちらが失礼ではないか

葬儀の規模によっては大勢に香典返しを用意する必要がありますが、この香典返しは配送と持参ではどちらが良いのでしょう。

持参した方が丁寧な印象ですが…

沢山の数を手配りするのでは、例え全ての方が近所に住んでいてもとても大変です。また先方がいつも在宅している可能性は低いので、双方の都合を全ての方と調子していますと、いつまでも香典返しを渡せません。そういった点からも、便利な配送システムに依頼して香典返しを配りましょう。また近所の人で手渡しできる場合であれば、無理に配送する必要はありません。

手渡しでも配送でも手紙を添えると好印象です

香典返しの品物だけをただ渡すのではなく、お礼状を印刷して添えると好印象です。最近では香典返しを注文する業者で対応していることも多く、決まった文章から少しアレンジを加えて作成できる場合があります。良く検討をして、最後まで手抜きのない香典返しを用意するのがおすすめです。

増えている当日返しや即返しってどんなもの?

香典返しを通夜や葬儀告別式の会場で香典返しを渡してしまう当日返しや即返しは、最近増えている形式の一つです。後で渡す香典返しとの違いを紹介します。

当日返しや即返しのメリット

その場で香典返しができる当日返しや即返しは、忙しい四十九日法要の前後の作業を一つ減らして、その場で香典返しを持ち帰ってもらえる点が大きなメリットです。もちろん郵送などで香典をもらった場合には、通夜や葬儀告別式の会場へ来ていない可能性が高いので、後日配送する手間がありますが、数も少ないのですぐに完了します。送料分をコストカットして香典返しを用意できる点も大きいでしょう。

当日返しや即返しのデメリット

香典をいただく前に用意する必要がある当日返しや即返しは、ある程度香典の金額を見越して香典返しを手配します。親戚などは別ですが、一般参列者の多くは5,000円から10,000円が香典の相場ですので、その半額程度の香典返しで統一して用意しておくと安心です。

香典返しの送料を削減する秘訣

1個分は数百円でも、沢山注文することで大きな金額になる送料ですが、最近はまとめて注文することで一定の金額以上になりますと、送料無料サービスを行う店も珍しくありません。より良い情報を入手して賢い選択をしましょう。しかしいただいたものへのお礼の品です。あまり費用面に振り回されることが無いようにすると、自然と良い品に巡り合えます。

遅れた香典返しについての対応の仕方

忙しいことを理由にするのは良くありませんが、思うように香典返しの準備が進まずに予定よりも遅れてしまうケースも少なくありません。このような時はどうすれば良いのでしょう。

遅れたお詫びの文章をお礼状に添えます


商品選びなどに時間が掛かってしまうことや、周りの家族と香典返しに対する意見が合わないなど、思いがけず準備が遅れることもあります。このような時には、お礼状に遅れてしまったお詫びの文章を加えるのがおすすめです。この時にできれば手書きの手紙を添えられると、より気持ちが伝わります。香典返しの準備は想像以上に時間が掛かることもあるので、時間に余裕を持って手配しましょう。

香典を寄付するってどういう意味?

香典返しをせずもらった香典の全額または一部を寄付するというケースもあります。これは遺族側の考えや、故人が生前から希望している場合など様々ですが、このような考えを持っている方がいるということを覚えておくと良いでしょう。寄付をする場合は、香典返しを送る時期辺りに、手紙などで香典の一部または全額を故人が生前から希望していた団体などへ寄付した旨を、香典をくれた全ての方に通知するのがマナーです。

まとめ

いかがでしたか。会社への香典返しは、会社そのものである場合と同じ部署の同僚である場合、または個人的に親しくしている方からの場合など、同じ職場であってもそれぞれ異なります。香典返しを始め、葬儀などに関するマナーやしきたりは知っているようで知らない部分も多いので、是非この機会に知識を増やして今後に活用してみてはいかがでしょうか。

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