老後移住で人気の場所やメリットは?

老後移住は海外を検討する方もいますが、まずは国内で実現させてから国外を検討する方も多いようです。老後移住で人気の場所や移住のメリットについて紹介します。近いうちに定年退職をする方から、まだ現役で働いているけれど将来について考えたい方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

老後の移住で生活費が安くなる?


老後の移住を実現しますと、生活費が安くなるという話があるようです。生活費を安くすることは容易ではありませんが、一体どのようなことなのでしょう。

国民健康保険料の軽減

国民健康保険料の軽減は、納めるべき保険料ですので、軽減される金額が大きい場合にはその分生活費の負担が少なく済みます。例えば沖縄の1人辺りの平均国民平均保険料は53,459円に対して、栃木は98,316円必要となります。45,000円以上の差がありますので、この金額の違いが生活費の差になります。

固定資産税の軽減

自治体により異なるようですが、固定資産税の軽減があるようです。移住者が増えるということは、その地域の住民数が多くなりますので、自然と税収が増えることになります。固定資産税を軽減することで、永住する覚悟で住んでもらえるように、一戸建てやマンションを買い求める決断ができるように、固定資産税の軽減をする自治体があるのかもしれません。

その他家賃や生活費を軽減

物価や地価などにより異なりますが、家賃や生活費が軽減される可能性があります。地価に関しての例ですが、東京都は秋田県の約4倍の地価があり、家賃や固定資産税の費用も必然的に高くなる傾向にあります。

国内で移住ずるメリットは?


老後移住をする方にはどのようなメリットがあるのでしょう。

広い土地で庭仕事ができる

都心部で広い庭付きの一個建てを購入しようとした場合、中古でも金額が大きくなってしまいます。しかし老後移住で地方に家を設けますと、広い土地で野菜づくりや花の栽培などを楽しめます。特に今までマンションなど集合住宅だった方にとっては、自由に土いじりができる環境として男女を問わず人気です。

知らない土地で友人を作れる

慣れ親しんだ土地で過す老後も良いですが、仕事の心配をせず自由になった老後の移住は、誰も知っている人がいない地域へ移り住むこともできます。初めは知り合いもいない上に、地域の環境や土地勘もない状態での時間となりますので、辛く寂しいかもしれません。しかし移住先として人気の地域で生活を始めますと、仲間を増やそうと積極的に行動するようになるので、早い段階で気の合う友人ができます。

あまり不便では無い地域を選んで移住できる

老後移住イコール自然が豊かで緑が溢れる場所というイメージですが、そうではなく都心からあまり距離が離れていない場所でありながら、自然も多いような地域を探して移住先に選ぶことができます。

同じような境遇の仲間と知り合える

老後移住をする方は増えていますので、同じような境遇の仲間と知り合うことが可能です。単身で移住する方も多いですが、多くは夫婦で移住をするケースが考えられます。そうしますと配偶者にも友人を作れる環境を整える必要があり、場合によっては家族ぐるみで付き合いができるような仲間と知り合うことも可能です。

国内で移住するデメリットは?

国内での移住にはメリットもありますが、デメリットもあるようです。どのような点がマイナスと考えられるのでしょう。

生活環境が大きく変わるストレス

どんなに憧れている老後移住でも、生活の変化が大きくストレスと感じる可能性は十分考えられます。特に夫婦で移住した場合でも、どちらか一方はその土地に馴染めても、もう一人があまり馴染めないような差が生じてしまうこともあります。

地域選びで意見が合わない

日本全国様々な都道府県がありますが、配偶者と地域選びで意見が合わない結果、老後移住そのものを断念してしまうケースも多いようです。また住んでみないと分からないこともあり、しっかり良く調べて決めた地域であっても、想像と異なることは沢山あるようです。

老後移住の考えに家族が反対する

自分では長年の夢として温めていたことでも、実際にその年齢になった場合でも実現する前に家族に反対されて思うように進まない可能性があります。急な話には家族も驚いてしまいますので、ゆっくり時間を掛けて説得することも大切です。

老後移住で人気の都道府県は?

ではどの都道府県が老後の移住先として人気なのでしょう。これから移住先を決める方は是非参考にしてください。

北海道

北日本を代表する北海道は、豊かな自然と美味しいものが沢山ある地域で、優れた景色を楽しむことができます。冬の寒さが都かいとは比べものにならないかもしれませんが、広く支持される地域です。

沖縄

温暖な気候と綺麗な海が自慢の沖縄は、観光地としても人気ですが老後の移住先としても支持されています。都会の窮屈な暮らしに比べますと、のんびりと時間が流れているような感覚で、独自の文化や風習が強い傾向にあります。

静岡(伊豆)

静岡県の伊豆も移住先として人気です。他の地域同様に家族で旅行をする場所として支持されていることで、過去に訪れた経験を活かして移住する方が多いです。都心とのアクセスにも便利で、それほど遠く感じることなく行き来できるメリットがあります。

京都

落ち着いた雰囲気がある京都ですが、住む場所としても広い支持があります。観光客が多く人が頻繁に行き交う地域ですが、都心のような混雑はありません。京都弁が自然と身に付く日が近いかもしれません。

老後移住先を決める時のポイント

パンフレットやインターネットサイトの情報だけでなく、実際に足を運んで何度も宿泊をして周辺環境の様子や気候を知ることが大切です。いつも同じ時期に訪れるのではなく、寒い時期や暑い時期での違いや、平日と休日でどのような違いがあるかなどをしっかり調べましょう。

人気エリア以外にも…

最近は全国的に移住者を受け入れする体制が各自治体で行われています。実際に暮らす場合には何かとお世話になる役場を利用して、積極的に移住に関する情報を集めることをおすすめします。場合によっては、移住者の話が聞けるような専用の集いなどイベントに参加する機会を増やすのもおすすめです。

憧れの海外移住!海外移住の注意点は?


日本国内での移住だけでなく、日本を飛び出して海外移住を考える方もいます。注意点はどのようなところにあるのでしょう。

ビザは問題ないか?

入国を許可する書類であるビザは、海外移住に欠かせない書類ですが、移住する国によって決まりなどが異なりますので、自分が移住する国がどのような制度でビザの発行を行っているのか、事前の下調べが肝心です。

治安や生活基盤は問題ないか?

安全で安心な国として世界的に有名な日本での生活に慣れている日本人の多くは、場合によっては物騒な地域であることも多い海外生活では、治安の善し悪しや生活基盤に対する問題がないかなどを良く調べて移住先を決めるのがおすすめです。同じ国でも治安が異なるケースもあります。

生活費はどれくらい必要か?


物価が国によって大きく異なることから、海外移住先を決める際には同じような生活費であっても、贅沢な暮らしができる地域もあれば、日本よりも貧しい暮らしを強いられる可能性があります。

老後移住で人気の海外は?

老後移住で人気の海外ですが、長期に渡り移住される方もいる一方で、ビザなしでの滞在や観光ビザの滞在可能日数内で過す方が多いです。一体どのような国が人気なのでしょう。

ハワイ


ハワイは旅行先としても人気が高いですが、海外移住をする場合は、ビザなしの滞在で90日間過ごすことができます。またESTAの取得が必要になりますので覚えておきましょう。

オーストラリア

オーストラリアは留学先として人気の地域ですが、ワーキングホリデイビザや学生ビザ、労働ビザなど数多くのビザがあります。しかしどのビザも期間は様々で、観光の場合はETAS取得が必要です。

カナダ

カナダはビザなしで6ヶ月間は滞在できる点が大きく、長期的な移住ではないけれど海外での暮らしを実現したい方に人気です。日本人の観光客が多いので、心細い感じや寂しさは感じません。

どちらが移住先に良い?日本と海外の違い

実際に移住を考えた場合、日本との移住と海外への移住はどちらが良いのでしょう。

自分の目的を明確にしよう

どんな目的で移住をしたのかを考えますと、日本と海外のどちらが良いか考えられるはずです。例えば異国の文化に触れながら、多少の不便さを楽しむ覚悟ができている場合は海外が良いでしょう。一方では、日本以外は無理とはっきりとした気持ちで日本での移住に決めている方もいます。どちらが良いと決めることは難しいですが、その人に合った決断が結局は一番正しいということになります。

移住を経験した方の話を参考にすると良い

機会が合えば移住経験者の話が聞けるととても参考になります。実際に暮らしてみないと分からないことも多く、何から準備をするのかなど具体的な話は経験者が一番理解できます。現地での暮らしや困ったこと、持って行って良かったものなども教えてもらうことで、少しでも自分が移住をする際の参考資料に役立てることができます。

まとめ

いかがでしたか。定年退職後の楽しみとされている老後移住は、言葉を聞くと海外が多いイメージですが、日本国内でも人気のエリアや支持される地域があることが良く分かりました。事前の下調べで大きく変わる移住後の自分の生活は、工夫次第で快適な生活を維持することが可能です。下調べでは、旅行だけでは分からない移住することを前提とした目線でどんな環境なのかを調べておくことが重要となります。是非、老後の新たな選択肢の一つとして、移住に関する情報収集を積極的に行ってみてはいかがでしょうか。

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