高齢者向けのレクリエーションを紹介!脳の活性化や身体機能の向上に!

高齢者が集う施設などでは、レクリエーションの時間が設けられているケースが多くあります。これらの内容にも様々な工夫があり、利用者それぞれの身体機能に合わせて取り組めるようになっています。今回は高齢者向けのレクリエーションを紹介すると共に、脳や身体機能向上に貢献する理由も紹介します。是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

高齢者にレクリエーションはおすすめ


高齢者が沢山集う施設では、利用者の方が楽しめるような工夫をしながらレクリエーションをする時間を設けています。一体どのような効果やメリットがあるのでしょう。

脳の活性化

下半身が思うように動かない方でも一緒に楽しめるように、手先を動かして行うことが多いレクリエーションは、脳の活性化に大きく貢献します。特に指先を動かすような動作は、脳への刺激が強く、日常生活ではあまり発達させることができない機能を向上させられます。

身体機能の維持、向上

脳の動きと共に身体機能にも大きく関わるレクリエーションは、現在の状態を維持させたいレベルの方からより良くしたい方まで、誰もが役立つメリットがあります。ただ単に遊んでいるように見えるレクリエーションの時間ですが、無意識に体全体を動かすようになっていて、無理なく筋力を取り戻すことや動く喜びを思い出せます。

他者とのコミュニケーション

同じ高齢者の施設で過していても、急に仲良くすることは難しいでしょう。しかしレクリエーションなど何かきっかけがありますと、ちょっとしたことで自然と会話ができるようになります。脳や体の機能だけでなく、他の人と関わることで心の交流にも大きく貢献します。

体を動かすレクリエーション

寝たきりの状態など、思うように体が動かせない方は難しいですが、施設によっては元気な高齢者がたくさん集まっている可能性があります。ここでは体を動かすレクリエーションを紹介します。

体を動かすレクリエーションの良い点

全身を使って子供のように体を動かすことで、エネルギーが消費されて美味しくご飯が食べられるようになります。年齢を重ねますと小食になることがありますが、その原因の一つは動きが制限されて、エネルギーの消費が思うように進みません。しかし体を動かしたレクリエーションをすることで、健康的な食生活が送れるようになります。

ジェスチャー伝達ゲーム

ジェスチャー伝言ゲームは、小さな子供から大人まで楽しめます。やり方は、体であるお題のジェスチャーを伝え、次の人にも同じようにジェスチャーを伝言していきます。数人同じように行い、最後の人と最初の人の答えが一致することが求められます。これは簡単そうなゲームですが、言葉で伝言できない分だけ相手の動きやしぐさから読みとる力が求められます。

風船をつかった運動

安価で手に入る風船ですが、高齢者のレクリエーションにはどのように活用すると良いのでしょう。膨らました風船は、バレーボールのようにして使うことができます。またお尻の力で割る早さを争う競技など、幅広い使い方が実現します。童心に帰ったような気持ちで夢中になって楽しめるのが風船でのレクリエーションです。

手芸


高齢者にとって手芸は集中できる楽しい時間となります。今のように何でも物が安く手に入る時代ではない時を知っている高齢者の多くは、手芸を得意としている可能性が高くあります。手先や指先を使って集中する時間は、何かに没頭したい時におすすめです。中には作品づくりができる腕前の持ち主もいますので、利用者同士が刺激を受け合う良い環境です。

歌をうたう

声を出すことはとても良いことで、特に歌を歌いますとストレス解消にも効果的です。懐かしい歌を歌うことで昔を思い出すなど、脳にとって良い刺激となることが沢山あります。

ラジオ体操

ラジオ体操は最近注目されている運動の一つで、真剣にしっかり行いますとダイエット効果や美容効果が期待できるとされています。メインの運動をする準備体操の様な扱いをされることも多いですが、きちんとしたフォームで正しく取り組むことや順番を覚えていようとすることが、脳や体の働きに良い刺激を与えます。

脳を使うレクリエーション

脳トレなどと言う言葉も頻繁に耳にする現代ですが、脳を使ったレクリエーションにはどのようなものがあるのでしょう。

クイズ

しっかり脳を使うクイズは、なぞなぞのようなものから知識を要するものまで幅広い種類があります。施設を利用する高齢者の中には、そのようなクイズが得意な方もいて、利用者の新たな一面を発見できる機会となります。

ホワイトボードを使った脳トレ

文字並べかえクイズなどは、ホワイトボードを使って行うのがおすすめです。自分で実際に字を書くこともできるホワイトボードは、様々な脳トレ問題を解答しやすくさせます。

おしゃべりをする

人とのコミュニケーションは勿論ですが、相手の話を理解して自分が何を離ししたいのか整理するおしゃべりの時間は、脳に対する刺激が強いレクリエーション時間となります。特に女性の場合は、人と会話をするだけでストレスが解消できます。

その他心を落ち着かせるレクリエーション

その他のレクリエーションは、心を落ち着かせるようなものがいくつかあります。何気ないものも含まれていていますが、高齢者にとってはとても心地よい存在となります。一体どのようなレクリエーションが心を落ち着かせているのでしょう。

音楽を流す

音楽の種類にもよりますが、静かで穏やかな曲は心を落ち着かせる効果があります。しっかり聞こうとしなくても、何か他の作業をしている時に音楽が流れていますと、気持ちが楽なる効果があるようです。

深呼吸

深呼吸は心を落ち着かせてリセットさせる効果があります。ドキドキした時には呼吸が短くなりますが、深呼吸でゆっくり吸って吐く動作をすることで心を落ち着かせることができます。

子供と触れ合う

高齢者が集う施設には、近くの幼稚園や保育園の子供を始め、学生などが定期的に訪問するような交流スタイルを設けている場合があります。自分の孫のような世代と頻繁に交流することで、心がリラックスして落ち着く効果があるようです。小さな子供や学生は若くて元気がありますので、近くにいるだけでパワーやエネルギーを分けてもらえるでしょう。

書道

世代的にも書道経験者が多いこともあり、書道で気持ちを落ち着かせられる方が多いのが特徴です。墨汁の香りにはリラックス効果が含まれていますので、文字を書く前の準備段階から癒されていることになります。

塗り絵


大人が行う塗り絵が一時期流行しましたが、色彩感覚を呼び覚ますと同時に、気持ちが落ち着くのが塗り絵です。手先を使用することで脳にも刺激が加わりますが、穏やかな気持ちで作業をすることで癒し効果が高まります。

レクリエーションの時間はいつ設けられている?

介護の施設によって異なるかもしれませんが、レクリエーションの時間はどのようなタイミングで設けられているのでしょう。

午前中に行うレクリエーションの時間

朝食後から昼食までの間は、途中おやつを食べる程度で特別行うことがありませんので、多くの施設ではレクリエーションの時間を設けています。午前中の元気な時間帯ですので体を使った遊びを始め、脳トレなども行われます。

午後に行うレクリエーションの時間

昼食から夕食までの時間も午前中と同じで、途中におやつを食べる以外には特別行うことはありません。この時間を使ってレクリエーションをする時間としている施設が多くあります。皆で同じことをするケースとそれぞれに行いたいことを自由にするパターンがありますが、認知症の症状がひどい方や寝たきりの方などは、できることが制限されます。

体は元気だけどレクリエーションをやりたくない利用者は?

集団での時間に限らず、自分で好きなことをできるレクリエーションでも、利用者の中にはあまり積極的ではない方も居ます。しかしそのような方に無理やり進めるのではなく、相手の言い分を受け入れながらも、少しずつ参加できるようにスタッフが声掛けを行います。

レクリエーション介護士って何?


介護に関わる資格は様々ありますが、レクリエーション介護士の資格を取得しておきますと、どのような介護の現場で働くことになっても優れた人材として役立ちます。

具体的にどんな資格?

介護の仕事イコール利用者に特別世話をする…というイメージですが、場合によっては利用者が楽しみにしているレクリエーションの企画や進行を担当する可能性があります。このような仕事はアイデアが豊富な方や、人前で話すのが得意な方に任せておきたいと思うかもしれません。しかし介護の現場も人手不足ですので、どの人がどんなことでもできるという柔軟性が求められます。そのよう場合に役立つのが、レクリエーション介護士の資格です。高齢者を無理なく楽しませるスキルを高めることができる上に、即戦力となるメリットがあります。

試験は難しい?

通信講座での勉強を済ませて合格基準をクリアしますと、レクリエーション介護士2級が取得できるものがあります。学ぶ通信講座やその他の通学制の学校によって異なりますので、良く調べてから受講しましょう。

どんな人に向いている資格?

既に介護の現場で働いている方はもちろんですが、これから目指す方にもおすすめの資格です。またボランティア活動をする方や、介護の分野に関心がある方などにも適しています。

まとめ

いかがでしたか。高齢者のレクリエーションは、ただ時間を潰す遊びではなく、脳の活性化や身体機能の向上、癒し効果など様々な役割があることが分かりました。日常的にご家族に高齢者がいる方など、高齢者との関わりが深い方は、余暇を充実して過ごせるだけでなく、様々な効果が期待できるので、この記事を参考にご家族と一緒にレクリエーションを楽しんでみたり、レクリエーションの楽しめる施設への通所を検討してみてはいかがでしょうか。

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