年金が「最低10年加入」に短縮!

老後の生活を支える基盤となる年金ですが、頻繁に法律や制度が変わるという特徴があります。何も知らないでいると損をしてしまうことや、その逆で知らなかったことで驚く場合など様々です。日頃からニュースや新聞から情報を仕入れると共に、自らも調べておくことが大切です。今回は年金の受給資格期間が10年加入に短縮されることについて紹介します。是非参考にして下さい。

受給資格期間が25年から10年に短縮


老齢年金を受け取る為には、国民年金保険料を25年以上支払う必要がありました。25年未満では受け取れない仕組みでしたが、この期間が10年以上支払うのが受給資格の条件へと変更になります。このような制度にする目的や手続きの仕方について紹介します。

目的は「年金を受け取れない人を減らす」こと

老齢年金の受給資格の期間が25年から10年に変更されるということは、今までよりも15年以上納める期間が短くても受給の資格が得られることになりますが、一番の目的は年金を受け取れない人を減らすことにあります。25年以上国民年金を納めるということはとても大変な作業で、期間も長く費用も大きく掛かります。

10年以上の加入で受給資格が得られるということは、より多くの方が対象者になれるはずです。国民人口の割合も高齢者の比率が高くなっていて、これからもこの数値は確実に伸びるとされています。そう考えますと、高齢者の生活に欠かせない年金を受け取れる枠を広げることは大切です。

いつから?

この制度はいつから開始されるのでしょう。平成29年8月1日に施行されて、受給開始は9月分が10月15日に支払われるのが第一回目になります。

手続き方法は?


では手続き方法はどのようにするのでしょうか。2017年3月以降、年金事務所などで事前受付が開始されます。対象となるのは男性が61歳以上、女性は60歳以上で、対象者に老齢年金裁定請求書が送付されるので、自分が対象者であるかが分からない場合でも、通知は届くのを待って手続きをするのみです。

10年の後納制度について

国民年金保険料を納め忘れていた場合、過去10年間にさかのぼって納付することができる10年の後納制度を知っていますか。

この制度を活用するメリット

納め忘れていた国民健康保険料をきちんと納め直すことで、自分が受け取ることできる受給金額を増やすことが可能です。本来は、時効が成立してしまうことで2年を経過した国民年金保険料に対する支払いができませんので、この10年の後納制度は利用する価値が十分あります。

いつまでこの制度が活用できるの?

平成27年9月30日をもって終了する10年の後納制度ですが、終了後すぐの平成27年10月1日より平成30年9月30日までの3年間に限り、過去5年間に納め忘れた国民年金保険料を納付することができる制度として、5年の後納制度が始まります。しかしこの5年の後納制度は10年の後納制度に比べますと、納付できる期間が短い上に保険料の加算額が高くなります。

しかし何もしないよりは将来受け取れる年金額が多少増えますので、興味がある方は問い合わせするのがおすすめです。自分で申し込みをしなといけない制度で、対象者に書類が届くわけではありませんので注意しましょう。

この後納制度を利用できないのはどんな人?

老齢基礎年金を受給している方は、希望をして手続きをしても後納制度を利用できません。
詳細は下記を参照してください。
国民年金保険料「10年の後納制度」は9月30日まで(日本年金機構)

国民年金保険料の豆知識

国民年金保険料に関する情報は、知っているようで知らないことも多いのではないでしょうか。いくつか優れた内容を紹介しますので、是非参考にして下さい。

まとめて前納すると割引される

毎月納めるイメージがある国民年金保険料ですが、まとめて納めることで口座振替や現金払いの場合、前納や早割サービスの対象になります。少し資金に余裕がある方や、わずかでも割引でお得に国民年金保険料を納めたい方におすすめです。

更にお得な2年前納制度があります

更にお得に国民年金保険料を納めたい方のために、2年前納制度が平成29年4月から開始されています。現金とクレジットカード払いに限定された制度ですが、納める金額が大きくなりますが、その分割引も大きいはずです。

クレジットカードで支払ってポイントゲット!


積み重なると大きな金額になる国民年金保険料は、クレジットカード払いにしてカートポイントをお得に貯めることもできます。

賢い情報を自ら仕入れることで、自分の将来の年金受給に備えられます。

まとめ

いかがでしたか?国民年金保険料は、常にニュースや新聞で情報を仕入れていないと、新しく制度や法律が変わってしまうことがあります。詳しく調べないことで、大切な情報を入手できないこともあり損をする可能性もあるでしょう。自分の老後を少しでも豊かにすることで、安心して余生を過ごせるようになります。国民年金保険料の制度を理解し、自分の老後プランを構築することが重要です。対象となっている方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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