納骨の時期はいつ?

葬儀にも様々な段階がありますが、納骨まで進みますとあと少しでひと段落…という感じでしょうか。知っているようでも知らないことが多い葬儀に関する内容の中でも、今回は納骨について深く掘り下げます。是非参考にして下さい。

納骨時期に決まりはない


納骨とは、火葬をした遺骨を骨壺に納めてから、お墓や納骨堂に納める儀式です。特別いつ納骨をする必要があるという決まりがないため、地方によっては、火葬を終えた当日に納骨する場合もあります。その逆にいつまでも納骨しないで手元に置いていることもあり、地域や遺族の考えによって様々です。

先延ばしにすることが良いことである場合もありますが、いつまでも悲しい気持ちから抜け出せないこともあります。納骨をしてしまうイコール本当の別れ…のようなイメージがありますが、お墓や納骨堂で安全に安心して遺骨を守ってもらうことも選択肢の一つです。

納骨式までの事前準備を考えて時期を決めよう

納骨したい…と思っても、自分一つで進められる作業ではありません。ここでは細かい工程を一つずつ紹介しますので、事前の準備を整えて最適な時期を決断する際に活用して下さい。

お寺に法要を依頼します

まずお寺に納骨式の法要を依頼する連絡をします。

石材店に字彫りの依頼します

石材店に納骨をすることを伝え、字彫りを依頼します。

納骨に必要な書類の準備を進める

納骨をする際には遺骨埋葬許可証が必要になりますので、取り寄せて記載を済ませます。また霊園墓地の場合は、墓や納骨堂の使用名義人の使用許可証と印鑑が必要になりますので、忘れずに準備をします。

参列者に連絡をして都合を聞く

参列者に連絡をして出欠の確認を取ります。できる限り大勢の親族に見届けてもらう為に、土曜や日曜に行うと足を運びやすいでしょう。

お供え物を準備します

故人が好きだったものや大好物で良く食べていたものなどを用意して、お供え物とします。

食事や引き出物などを準備します


納骨式はそれほど長い時間ではありませんが、終了してそのまま終わりではなく、故人との思い出話に花が咲かせられるように、食事会などの用意をします。参列者が帰り際に持ち帰る引き出物も準備しておきますと、当日慌てずにゆっくり過ごせます。

納骨式の流れは?

納骨式の一般的な流れはどのようなっているのでしょうか。まず施主として遺族代表の方挨拶から始まります。その後骨壷をカロートに納めて納骨をします。お坊さんによる読経が行われ、参列者によるご焼香が済んで納骨式は終了です。

その後参列者が集まって会食の場が設けられ、故人の思い出話に花を咲かせられます。これが一般的な納骨式の流れとなります。

納骨式での服装注意点

納骨式の服装ですが、通夜や告別式同様に喪服が一般的なマナーとなります。また屋外で行う納骨式の場合、季節によっては真夏や真冬に行う可能性もあります。その際には紫外線対策や防寒対策を十分行って参列するのが望ましいでしょう。

納骨式にかかる費用は?

では納骨式にはどの位の費用が掛かるのでしょう。

納骨式は、お布施なども含んだ合計で10万円前後が一般的


10万円前後の費用が掛かる納骨式ですが、その内訳はどのようになっているのでしょう。納骨するための作業費用が2万円前後、彫刻料:4万円前後、お布施・宗教者への謝礼が4万円前後、法要部屋使用料が2万円前後とされています。

お布施の金額や法要部屋の規模など、様々な違いによって金額が変わりますが、10万円前後の費用を計上しておきますと、安心して納骨式が進められます。

納骨の仕方も多様化しています

今回はお墓や納骨堂に納める納骨の方法を紹介しましたが、現代では様々な選択肢から自分のスタイルを確立して、生前から納骨の仕方を考えている方が増えています。

一つ目は海への散骨です。納骨という概念から外れているかもしれませんが、海が好きだった方や、どうしてもお墓に入りたくない…などの強い希望を持っている方が実現しています。どこの海でも行えるわけではなく、許可制となっていますのでしっかり下調べをして依頼しましょう。

もう一つは樹木葬で、専用墓地で墓石でなく樹木を植えるスタイルの納骨です。まだ新しい考え方として一般的には普及していませんが、永代供養を検討する方がその延長線上で樹木葬を考えるケースがあるようです。

更には、お墓にも入れないで海に散骨も行わず、樹木葬もしないで、遺族が自宅で管理する方法も自宅供養や手元供養として少しずつ浸透しています。

まとめ

納骨について色々を紹介しましたが、いかがでしたか。改めて納骨について考える機会は少ないですが、これをきっかけに自分や家族の納骨について深く話し合ってみるのも良いでしょう。

故人との本当の別れのような印象がある納骨ですが、墓参りを重ねることで故人とまた近づける機会が増えます。納骨式を取り仕切る側になった時や、参列者として出席する場合など、それぞれの立場として是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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