永代供養とは?費用と知っておくべきこと!

自分や家族が亡くなった後の供養について、考えたことがありますか?従来は先祖代々のお墓に納骨することが当たり前でした。しかし最近では、核家族化がどんどん進み、お墓に納骨する以外の方法をとる方が多くなっています。その方法というのが、永代供養という供養方法です。ここでは永代供養についての総合的な知識やメリット、注意点などを説明していきたいと思います。

永代供養とは


永代供養とは簡単に言えば、永代供養墓を設置した寺院や自治体が、家族や子孫に代わって、故人の遺骨を管理することを言います。長い年月に渡る供養、墓を建てる必要がないなど、遺族や子孫にとってメリットが多い方法です。最近では少子高齢化に伴って、お墓参りをすることがなくなる、永代供養を選ぶ方が増えています。様々な理由から永代供養を検討しているという人は、永代供養について多角的に考えて、決断してみてください。

長い年月に渡る供養

永代供養は子々孫々の代まで、死者を供養することを意味します。本来は数世代にわたって、かなり長い年月の間、死者を供養することを永代供養と言っていました。しかし、現在では寺院などが定めた一定期間の供養を契約して、期間が終了したら合同墓地に移動することを永代供養と言うようになりました。

また、最初は一定期間、個別安置の納骨堂で供養して、契約期間が終了したら、合同墓地に移動という方もいます。そのため厳密には永代にわたって供養するものとは、かけ離れているのが現状です。寺院が決めた一定期間というのは、例えば10回忌、30回忌、50回忌までという期間になります。永代にわたって供養はされませんが、これだけの長い期間を供養してもらえるので、遺族や子孫としても安心と言えます。

墓を建てる必要がない

新しくお墓を建てる場合、かなりの金額と時間、そして維持費が掛かってきます。お墓を建てる墓地の費用、墓石の費用、お墓の工事費用、お墓の土地の永代使用料、管理費用など、かなり金額がかかることが分かります。永代供養の場合、お墓を建てることは必要ないので、金銭的にかなり楽と言えます。最初から他の人と一緒の合祀墓に入る場合は、墓石代がなく、墓地使用料も安いです。

納骨堂に入る場合は、永代供養の費用以外に、保守・修繕・清掃などの維持費がかかることもあります。納骨堂にも種類があり、一番安いものはロッカー式、その次は仏壇式、高いものは自動搬送式などがあります。このようにお墓を建てる必要がないのは、経済的にも助かりますし、時間的にも節約になります。

寺院や自治体などが、家族や子孫に代わって遺骨を管理する

永代供養では寺院や自治体など、永代供養を扱っている団体が、家族や子孫に代わり、遺骨を管理していきます。多くの永代供養墓は、共同納骨室を持つ合奏式墓所という種類です。最近ではこういった形態の墓所を、寺院以外に公営でも開設しています。一般のお墓とは違い、墓守やお墓の後継者がいなくても、遺骨の管理をしてくれる永代供養墓は、家族や子孫にとって安心できます。さらに、春彼岸・お盆・秋彼岸に合同供養、定期的な供養、毎年祥月命日の供養、回忌供養など供養までしてくれます。寺院によっては回数やタイミングが違いますが、とにかく十分に供養される点が特徴です。

少子高齢化に伴い急増している


永代供養を選ぶという人は、少子高齢化に伴って、急増しています。実際に永代供養墓を申し込んだ人には、子供が少なく女の子しかおらず、お墓の後継者がいなくなる人、結婚はしないという独身の人、高齢で遠くの場所にあるお墓参りができない高齢の人などがいます。このようにお墓を維持していくことに無理がある人は、自分に代わって維持管理して、供養までしてくれる、永代供養墓が非常に便利と言えます。お墓を維持していくことに無理がある人は、最悪の場合、無縁仏になってしまうことも考えられるので、早めに永代供養墓に変えることを、検討してみてください。

屋内型・屋外型・墓石型がある

永代供養墓にも屋内型・屋外型・墓石型など、様々な種類があります。屋内の屋内型は、霊廟型やロッカー型が一般的です。進んだものではタッチパネルでお墓を出す機会型、場所を取らない位牌だけ配置する位牌型があります。納骨堂と言われる場合は屋内型を指します。屋外にある屋外型は、合祀型、納骨壇型、納骨塔型が主流です。合祀型では墳丘の形の所に、全ての故人のお骨をまとめて埋葬していきます。ちなみに納骨壇型ではお骨を個人ごと、施設に安置してくれます。墓石型は一般のお墓と変わりませんが、一定期間を過ぎると合祀されます。

永代供養のメリット

永代供養には多くのメリットがあります。自分一人だけで身寄りがなくても安心、管理する必要がない、寺院を自由に選べる、子供に迷惑がかからない、檀家になる必要がないなど、メリットはたくさんあります。ここでは永代供養の数多くのメリットについて、詳しく説明していきたいと思います。

身寄りがなくても安心

自分や家族が亡くなった後の供養について、考えたことがありますか?従来は先祖代々のお墓に納骨することが当たり前でした。しかし最近では、核家族化がどんどん進み、お墓に納骨する以外の方法をとる方が多くなっています。その方法というのが、永代供養という供養方法です。ここでは永代供養についての総合的な知識やメリット、注意点などを説明していきたいと思います。

まずは、永代供養という供養方法です。ここでは永代供養についての総合的な知識やメリット、注意点などを説明していきたいと思います。永代供養という供養方法です。ここでは永代供養についての総合的な知識やメリット、注意点などを説明していきたいと思います。

管理する必要がない

一般的なお墓の場合、維持・管理を行うのは自分たちになります。子孫までお墓を残すということは、中々大変なことと言えます。一般的なお墓と違って、永代供養墓の場合は、家族・子孫の代わりに管理してくれるので、安心して遺骨を安置しておけます。お墓を管理してくれる人がいない、子供がいない夫婦、子供が嫁いだ人、独身の人、身寄りが遠くにいる人にとっては、管理も供養もおまかせの永代供養墓が最適です。お墓を管理できる人がいても、お墓から遠い距離にあって、お墓参りやお墓の掃除などに行けない人にとっても、永代供養墓は非常に魅力的にうつります。

寺院を自由に選べる

永代供養墓を管理して運営する経営主体は、寺院か霊園がほとんどになります。寺院によって宗教不問の所、特定の宗旨・宗派に限定している所など、様々な所があります。その点に気を付ければ、場所に関係なく寺院選びは自由になっています。長年同じ寺院にお世話になっていて、先祖代々のお墓があるが、檀家制度に嫌気がさしている人などは、永代供養墓がいいかもしれません。また、故人が海好きだったから海の近くの寺院、山が好きだったから山の近くの寺院、という選び方をする人もいます。自由な選び方ができるのは永代供養墓だけと言えます。このように普通のお墓ではできないことが、永代供養墓の場合、実現できることもあります。

子供に迷惑をかけなくて済む

永代供養墓にすれば、子供が維持・管理をすることがなくなります。そのため、自分が亡くなった後、子供に迷惑をかけずに済みます。やはり残された遺族にとって、手間がかかることは嫌なものです。それはお葬式、四十九日法要など忙しいスケジュールが、遺族を待ち構えているからという理由になります。

元々お墓が家から遠いという人や、子供がお墓から遠い場所に住んでいる人は、お墓参りをすることも一苦労ですし、維持・管理も大変です。自分が高齢になった時、一番心配することの一つがお墓問題なのです。永代供養墓なら、家族や子孫に代わって、一定期間の維持・管理をしてくれます。さらに家族ではできない、供養も手厚くしてくれるので、永代供養墓は子供に迷惑をかけないだけでなく、供養もしてくれるので、家族にとっては安心です。

檀家になる必要がない

檀家というのは、特定の寺院で葬祭供養を独占的にやってもらう約束をした家系という意味です。いわゆるお葬式の専売契約のようなものです。これは代々契約が続いていくことを前提に行われるもので、今では檀家制度を嫌がる人や、独身の人や子供がいない人もいます。基本的に永代供養墓では檀家制度は適用されません。そのため檀家制度に嫌気がさしている人にはおすすめです。それはお墓の後継者がいない人向けに考えられたものが、永代供養墓だからです。寺院によっては檀家に入り、宗派の教義を学ぶ必要がある所もあります。永代供養墓を選ぶ時は、檀家制度を使わないのか、檀家になるのかならないのかハッキリと聞いておきましょう。

宗派にこだわりたくない

永代供養を依頼しようとした時に、気になるのは宗派です。同じ宗派でないと依頼を受けてくれないのではと心配する人や、宗派にこだわりたくない人にとっては、大きな問題が宗派なのです。最近では宗派というより、信仰心が薄れているので、宗派にこだわりたくないという人も増えています。こういったこともあり、ほとんどの霊園や墓地では、宗派は関係なく受け入れてくれます。しかし、少数ではありますが、特定の宗派に帰依して、檀家になることを条件に永代供養墓をやっている所もあります。こういった場合は、お骨になる前に申し込むことが大前提です。なお、宗派を問わずに受け入れている所では、宗教も関係なく受け入れてくれることもあります。

無縁墓にならない

無縁墓とは、墓を維持・管理する墓守がいなくなって、寺院に管理料が支払われておらず、しばらくの期間、放置されている墓を言います。一般的な墓地でも、少子高齢化社会の現在では無縁墓はよく見かけます。そんなお墓を見つけると悲しい気持ちになりますが、お墓を維持・管理する人が、今後いないという場合は、無縁墓にならないためにも、永代供養墓を選ぶことがおすすめです。例えば、遠くにお墓がある人、子供が女の子で嫁いでいく可能性が高い人、高齢でお墓参りが辛い人などは、永代供養墓が向いています。特に独身の人や、子供がいない人は、早めに永代供養墓に変えることを検討しておいた方が、もしもの時に備えることが可能です。それはいつ自分が急病で倒れてしまうか、急死してしまうか分からないからです。

生前契約できる


永代供養墓は生前契約をすることができる所がほとんどになります。生前契約の何がいいかと言うと、自分で納得できる永代供養墓が選べる所です。選ぶ際は、施設の資料を請求すること、施設を実際に見学すること、家族にも相談することが、重要になります。亡くなってから契約した場合、故人の意思とは違った永代供養墓を選ぶことも考えられます。生前契約する場合に確認しておきたいポイントがあります。例えば、予算に合うだけの施設か供養なのか、家族全員に納得してもらえたか、現在の状況を見て立地などを見る、本人と家族の意思が通じ合っているか、というポイントです。自分一人で突っ走って考えたりしないで、周囲に確認しながら生前契約をしたいものです。

経済的負担が少ない

永代供養墓は一般的なお墓と違って、経済的に負担が少ないのでおすすめです。お墓を建てる場合、墓地の費用・墓石の費用・お墓の工事費用・お墓の土地の永代使用料、管理費用など、かなり金額がかかります。永代供養の場合、墓石を建てないので、金銭的にかなり負担が少ないと言えます。永代供養墓のタイプで、他人と一緒の合祀墓に入る場合は、墓石代がなく、墓地使用料も安いです。また、納骨堂に入る場合は、永代供養の費用以外に、保守・修繕・清掃などの維持費がかかります。しかし、立派な墓石を建てるよりは、経済的負担は少ないので、予算が限られている人や、あまりお墓にお金をかけたくない人には、永代供養墓が最適です。

永代供養の注意点

永代供養を依頼する前に、知っておきたい注意点がいくつかあるので、紹介していきます。例えば、遺骨は取り出せない、最終的に合祀墓に入る、共同墓に抵抗がある場合の注意点になります。問題なく永代供養ができるようにするには、事前に注意点について、家族で話し合ってみてください。せっかく残された家族や、故人の意思を尊重して、永代供養墓しても、トラブルがあれば残念な結果になるので、この記事を読んでみてください。

遺骨を取り出すことはできない

永代供養墓で遺骨を取り出すことができるものは、限られてきます。合祀墓の場合、他の人と一緒に埋葬されてしまうので、後から自分の家族だけ取り出すことはできません。集合安置型の場合、決められた安置期間を過ぎた場合は合葬されることが決まっています。そのため合葬される前なら、取り出せる可能性があります。個別安置型の場合は、骨壺で個別に安置されていますが、期間が終わると合葬となります。永代供養墓にしたものの、普通の墓石にしたいなどという場合、タイプによっては遺骨を取り出して移すことはできませんので、注意が必要です。

どれも最終的には合祀墓に入る

永代供養と言っても決められた期間以上を過ぎた場合、どれも最終的に合祀墓に入るようになります。決められた安置期間が過ぎた、年間管理費の振り込みが滞ってしまった場合も、合葬されることになってしまうので、注意しておきましょう。合葬が決まった場合、寺院からお知らせがいきますが、そのお知らせを見逃した場合、また時間が経過したうち、合葬されてしまいます。忘れないためには毎年お墓参りをする、お世話になっているお坊さんの話を聞くなどすれば忘れることはありません。いくら永代供養墓だからといって、任せきりにしないようにしましょう。

共同墓を好まない人は不向き

そもそも永代供養墓は、共同墓が好きでない人には向いていません。お墓参りに来ても自分の家族が眠っている感じがしない、無縁仏のようで何となく嫌だ、という人は永代供養墓を考え直した方が良さそうです。いくら家族に代わって管理・維持してくれて快適でも、故人や家族にとって嫌なことが、ひとつでもあれば、違う方法でのお別れの仕方を考えることをおすすめします。しかし、経済的に永代供養墓がいいならば、共同墓を好まない人でも、ある程度の我慢が必要になります。とにかくよく考え直して決定しましょう。

死後一生供養される保証無し

永代にわたって供養することが本来の形ですが、死後一生供養される保証は、どこにもありません。初めから合祀墓に入れている場合は、他の遺骨と一緒に骨壺から遺骨を取り出しておさめます。この場合は、お寺や霊園が継続する限り、永代にわたって管理されて供養され続けます。また、個別に遺骨を管理する場合は、一人単位や家族単位で遺骨を納め、個別に供養をおこなってくれます。一定期間の供養を行ってから、合祀墓などへ遺骨を合祀します。個別で供養される期間は、お寺や霊園によって違いがあるので、契約する前によく確認しておきましょう。合祀されるタイミングは、33回忌を区切りにするか、50回忌をメドにする所もあります。

お寺によっては経営破綻の可能性がある


お寺によっては手広くビジネスを広げてしまい、経営破綻をしてしまうこともあります。基本的に永代供養墓は、仏塔や菩薩像の下に納骨スペースがあるタイプがおおいので、お寺によっては投資額が低く、リスクも小さいです。しかし、中には数千もの遺骨が入る巨大な納骨堂を作ったりしてしまい、投資金額を回収できないまま、倒産することもあります。それを回避するためには、田舎にある大型の所、住職や運営が不明な所、自宅から通いづらい所、お供えの花が枯れている所、檀家になることを迫ってくる所でないか、詳しくチェックしていきます。大体の所で見学を受け付けているので、その時にさりげなくチェックしてみてください。

永代供養の費用はいくら?3つのパターンを紹介

永代供養は墓石を建てる一般的なお墓と違って、費用は抑えられますが、一体いくらくらいかかるのでしょうか?永代供養墓に興味がある人や、これから永代供養墓を具体的に考えてみたい人は、知っておいても損ではありません。ここでは合祀墓に入る場合、個別安置後に合祀墓に入る場合、墓石安置型の場合の、3パターンについて考えてみたいと思います。検討する場合の参考にしてみてください。

最初から他の方と共同のお墓(合祀墓)に入る場合

合祀墓は屋外に大きな記念碑や塔を設け、その下に納骨するお墓になります。遺骨は骨壺で収納するものと、骨壺からあけて合祀するもの、両方を備えたものがあります。血縁のない人がみんな一緒に埋葬されることから、共同墓・合同墓などの呼ばれ方がありますが、初めから合祀墓に入る場合は、墓石代がかからないことはもちろん、墓地使用料もかなり安くなります。費用の目安は、約3万円~約10万円前後で、管理費用などの追加費用がかからないことが多いです。経済的な負担をできるだけ減らすなら、合祀墓に入る場合ことが節約になります。遺された家族に迷惑をかけたくないという思いから希望する方も増えています。

個別に安置した後合祀墓に入る場合

個別に安置した後合祀墓に入る場合の多くは、納骨堂に一定期間安置されたあと、合祀墓に移動されます。費用の目安は、約20万~100万円前後で、かなり幅があることが特徴です。駅からアクセスが良く、24時間好きな時間に参拝できる便利性をうたっている所や、都心の場所にある所は、高い金額になる傾向があります。また、こうした納骨堂に安置する場合は、永代供養の費用に加えて、保守・修繕・清掃などの、霊園の維持費になる費用がかかることがあります。途中で墓を受け継ぐ人がいなくなって、維持管理費が払えない期間が出てくると、一定期間の後、合祀墓に入るようになるので注意が必要です。

墓石安置型による納骨の場合

墓石を設置して安置する、墓石安置型による納骨の場合の費用は約80~200万円になります。永代供養の費用以外に、永代供養墓の墓所使用料、納骨料、墓石料、刻字料がかかります。通常のお墓と同様に墓石を用意するので、費用が比較的高くなります。お寺によっては納骨するのは、のど仏だけで、他のお骨は共同の納骨堂に収蔵してしまう所もあります。安置する期間は、33回忌までが多く、墓石も撤去されてのど仏のお骨も、納骨堂に移動されます。他の永代供養墓とは違って、故人と一対一でゆっくり話しかけて、供養することができるので、一度見学して検討してみてはいかがでしょうか。

位牌の永代供養について


遺骨だけでなく、永代供養は位牌もできます。位牌の永代供養とは、供養法要で開眼供養を行い、その後お焚き上げをします。焚き上げた後の灰は、手厚く埋葬されます。その後は春のお彼岸、秋のお彼岸に合同供養法要を行います。位牌の形はなくなっても、位牌供養塔にお参りすることで、先祖の供養をすることができるのです。費用の相場は20万円前後で、位牌が多くなってきて困っている方でも、気軽な金額で供養ができます。永代供養墓のことは知っていても、位牌の開眼供養については知らない方が多いので、この機会に知っておくと位牌を購入する際の参考になるのではないでしょうか。

まとめ

永代供養についての基本的な知識から、実際にかかる費用、知っておくべき注意点、永代供養をする際の位牌についてなど、様々な視点から説明してきましたが、いかがだったでしょうか?永代供養は自分で選んで、自分が生きている間に生前契約ができる方法なので、納得のいくお墓のあり方を実現したい方は、今から考えてみると良いでしょう。



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